繰り返される迫害 南京の教師・潘成英さん再び拘束される
■ 印刷版
 

 【明慧日本2023年2月3日】江蘇省南京市溧水区(元溧水県)の法輪功学習者・潘成英さん(49歳女性)は、2023年1月5日、永陽派出所の警官に連行され、南京市留置場に拘禁されている。

 潘さんは南京市溧水県第一中学校の元教師で、法輪功を学んだ後、真・善・忍の基準に従って良い人になり、心身ともに恩恵を受けた。善良で、仕事熱心な潘さんは、どんな仕事を分担されてもやり遂げ、上司、同僚、保護者、生徒から評価された。

 しかし、優秀な教師・潘さんは、中国共産党が法輪功を迫害する中で、法輪功を学んでいるとして数回も連行され、労働教養処分と判決を受け、学校側から懲戒免職された。

 以下、潘さんが受けた迫害の事実の一部である。

 2007年10月10日、潘さんはインターネットで法輪功の実態を伝えたとして、南京市溧水県公安局国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関。以下、国保)の警官に連行された。警官は潘さんを洗脳班に送った。

 2009年3月4日、南京市溧水県610弁公室及び県国保の警官は、中共両会(人民代表大会と政治協商会議)の期間中のある日、県第一中学校の教員オフィスに侵入し、潘さんを連行した。その後、警官は潘さんを句東労働教養所に送り、1年間拘禁した。

 2012年6月8日、潘さんは人々に法輪功迫害の真実を伝えた際、当局に法輪功への誹謗中傷の宣伝を信じた人に通報され、警官に連行された。その後、家宅捜索もされた。

 2016年5月17日、潘さんは自宅の前で南京市溧水県610弁公室及び県国保の警官に連行され、白馬洗脳班に送られた。警官は1週間のうち、潘さんの家を3回も家宅捜索し、パソコン2台、法輪功の文言が書かれた紙幣2万元、各種の機器10台などの私物を押収した。その後、潘さんは南京市留置場に送られた。

 2017年5月、南京市溧水区裁判所は潘さんに不当な裁判をかけた。法廷で弁護士は法律に基づき、潘さんの無罪を主張した。潘さんも自ら「信仰は無罪だ」と自己弁護した。しかし、その後、裁判所に懲役2年の判決を言い渡された潘さんは南京女子刑務所に送り込まれた。2018年6月、開放された潘さんは、学校側に懲戒免職された。

 2019年6月24日、人に法輪功の素晴らしさを伝えた潘さんは、石湫派出所の警官に連行され、南京市留置場に拘禁された。2020年5月末、南京市雨花区裁判所は潘さんに懲役2年、罰金2万元の判決を宣告した。

 2023年1月5日、潘さんは再び警官に連行され、南京市留置場に拘禁されているという。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2023/1/25/456076.html)
 
関連文章