内モンゴルの范美玲さん 5年の放浪生活の後、再び連行される
【明慧日本2023年5月2日】内モンゴル自治区赤峰市出身の法輪功学習者・范美玲さん(62歳女性)は、中国共産党が法輪功への迫害を避ける為、5年間放浪生活を余儀なくされた。2023年3月2日、南門外派出所の警官らに連行された。范さんは現在、河北省廊坊市の広陽区拘置所に拘禁され、地元の国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関)が范さんの案件を処理している。法輪功は世界の人々に親しまれる精神修養法であるが、1999年以来、中国共産党によって迫害されている。
范さんは1995年に法輪功を学び始め、多くの病気、特に十二指腸潰瘍が治癒したと確信している。法輪功の真・善・忍に基づいて実践し、周りの人にいい人だと言われた。
過去、范さんは信仰のために何度か迫害されていた。范さんは、2002年3月に連行された後、1カ月間拘禁され、洗脳班に3カ月間拘禁された。范さんは、2015年10月12日に再び連行され、1カ月拘禁された。
范さんは、2017年に河北省文安県で働いていたときに、人々に法輪功迫害の事実について話したことが報告され、文安県公安局の警官らに連行された。范さんは、身体検査の結果が基準に満たしていなかったため、数日後に保釈された。迫害を避ける為、范さんは5年間放浪生活を余儀なくされた。
范さんは5年の間、両親を訪ねることもできず、80代の老夫婦は范さんをとても心配している。范さんの娘がおじいさんの家を訪ねるたびに、88歳の范さんの父親は、范さんの様子を尋ねていた。現在、范さんの父親は寝たきりになっており、范さんの父の唯一の願いは娘に再び会うことである。
(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)