大慶市の高洪さん 懲役5年の不当判決
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 【明慧日本2023年5月19日】大慶市の法輪功学習者(以下、学習者)・高洪賓さん、王露華さん、張麗華さんは2020年11月、サルト区鉄人公安支局の警官らに連行され、後に起訴されたことにより、2021年6月3日、高さんは懲役5年の実刑判決、罰金5万元(約100円)を科された。2022年12月末、王さんも懲役4年、張さんも懲役3年4カ月の実刑判決を言い渡された。

 高さんは、いま現在、呼蘭刑務所に拘禁されており、残酷に迫害されたため、目の前の物が見えず、足も不自由になり、正常に歩けない状態になった。

 2020年11月22日午後、鉄人学校の教師・高さんと妻・王さん、学習者・張麗華さんは大慶の東風新村で鉄人支局の警官らに不当に連行された。当日夜、高さんは留置場に入れられたが、王さんと張さんは、身体検査で不合格のため翌日の朝3時過ぎたごろ帰宅した。王さんと張さんは、それぞれ2万元(約40万円)を無理やり取った。また、高さん夫婦は家宅捜索を受けて銀行カード、預金通帳、現金4万元(約80万円)、ノートパソコン2台、パソコン本体1台、車1台、スマホ2台、法輪功の書籍2冊を押収した。張さんはノートパソコン1台、法輪功の書籍2冊、法輪功創始者の写真1枚、スマホ1台を押収した。翌日、王さんは公安支局に行って銀行カードと預金通帳を取り戻したが、人民元4万の現金は王さんと張さんの裁判待ちの保証金として、直接差し押さえられた。

 2021年6月3日、高さんは譲胡路裁判所に懲役5年の実刑判決、罰金5万元の重刑を科された。同年8月、公安支局に行って押収された車を取り戻そうとした家族は、高さんがすでに呼蘭刑務所に移送されたことが分かった。しかし、弁護士や家族との面会は禁止され、裁判所の判決も家族に知らせてはいなかった。

 2021年11月22日、王さんと張さんは住宅監視になった。2021年12月30日、王さんは懲役4年、罰金4万元を科され、張さんは懲役3年4カ月、罰金3万元を科された。2人とも不服として控訴したが、2022年4月11日、中級裁判所に原審のまま維持された。

 2022年3月26日、王さんと張さんは、再び鉄人支局の警官らに連行され、大慶留置場に入れられたが、身体検査が合格しなかったため、当日帰宅した。同年4月12日、王さんと張さんも譲胡路裁判所の裁判官から電話がかかってきて、罰金の支払いを求められた。王さんと張さんは支払わなかったため、同年4月19日に給与口座が凍結された。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2023/5/8/459738.html)
 
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