【明慧日本2023年7月14日】(黒竜江省=明慧記者)黒竜江省佳木斯市の法輪功学習者・高玉傑さんは、中国共産党(以下、中共)による20年以上にわたる残酷な迫害の中で、連行、拘束、労働教養などの迫害を受け、半身不随になった。5年前の2018年3月6日、高さんは迫害により死亡した。享年67歳。
佳木斯市鍋工場の従業員であった高さんは以前、重度のリウマチ、心臓病、めまい、胃病、痔、脱腸など多くの病気を患い、長い間治すことができず、非常に苦しんでいた。1995年、高さんは法輪功を学び始め、数カ月後すべての病気が消えて、健康になった。「法輪功を修煉した後、重い荷物の積み下ろしをしても全く疲れを感じず、力が有り余り、本当の幸福を体験することができました。心の底から師父と大法に感謝します」と語ったことがある。
高玉傑さん |
中共が法輪功を迫害し始めた1999年7月以来、高さんは「真・善・忍」を堅持し続けたとして、何度も不当に連行され、拘束され、労働教養を強いられた。そして、労働教養所でひどい迫害を受け、半身不随になった。
2000年7月27日、高さんは法輪功の勉強会に参加したとして、警官に連行され、佳木斯市留置場に1カ月間拘束され、1700元を強要された。
2001年7月31日、高さんは友人宅で警官らにより連行され、佳木斯市留置場に17日間拘束された。期間中、高さんは冷たいコンクリートの床の上で寝させられ、リウマチ性心臓病が再発してしまい、行動が困難になった。それにもかかわらず、強制的に手錠と足かせをつけられ、佳木斯労働教養所に1年間拘禁された。
労働教養所では、警官は高さんの体調を無視し、強制労働を強要し、トイレに行く回数と時間を制限した。ある日、高さんは足の調子が悪いと訴えたが、3人の警官は高さんの腕を掴んで引きずりながら無理やりに歩かせた。それ以来、高さんは半身不随になった。その後、高さんは毎日寝る場所から作業場まで引きずられ、箱作りや大豆の選別などの作業をさせられた。労働教養所はさらに、法輪功を放棄させるための「三書」を書くことを強制し、もし書かなければ、飲水とトイレを制限する罰を与えると言った。
高さんは労働教養を終えたとき、足の感覚がなくなっている状態だった。その後、英俊派出所の警官による度重なる嫌がらせを受け、健康状態がますます悪化し、2018年3月6日、高さんは亡くなった。