【明慧日本2023年10月3日】(湖北省=明慧記者)湖北省荊門市石化会社の法輪功学習者・張光潔さん(60歳女性)は9月23日正午、自宅に押し入った警官らにより不当に連行された。警官はプリンターやコンピューターなどの私有物を押収した。現時点に至るまで、張さんは未だに戻ってきていない。
張さんの80代の母親は、娘と2人で暮らしている。警官は張さんの高齢の母親が介護を必要としている事実を無視し、強盗のように家中を荒らし、母親の前で張さんを強制連行した。ショックを受けた張さんの母親は今、一人取り残されている。
張さんは法輪功を学んで真・善・忍の信念を貫き、迫害の実態を人々に伝えたとして、二度不当な判決を言い渡され、悪名高い武漢女子刑務所で計7年間拘禁された。また、中国共産党(以下、中共)の関連部門は、張さんが刑務所で拘禁されていたことを理由に、もらうべき年金を差し引き、張さんと母親の生活に困難をもたらした。
湖北省荊門市石化本社工場の従業員であった張さんは、法輪功を修煉する前、鼻炎、気管炎、痔、乳腺房増殖などの病気に苦しんでいた。1996 年7月、張さんは法輪功を学び始め、「真・善・忍」の教えに従い、良い人を目指したことで病気はすべて治った。張さんの母親も、張さんが法輪功を学び始めてから、身体が強くなった。
過去20数年にわたり、張さんは繰り返し中共によって迫害されてきた。2001年には連行され、懲役4年の実刑判決を宣告された。2016 年には、再び連行されて懲役 3年の実刑判決を宣告され、武漢女子刑務所に拘禁された。このほかに、張さんは少なくとも7回不当に拘禁されたことがある。張さんの夫は当局からの圧力に耐えられず、離婚を余儀なくされた。張さんの母親は娘の救出と面会で疲れ果て、心身に傷を負い、父親は警官の脅迫を受けた後に亡くなった。