南昌市の徐珍さん 収監中に重症
■ 印刷版
 

 【明慧日本2023年11月12日】南昌市の法輪功学習者・徐珍さん(以下、学習者)は、今年3月に不当に連行されて拘束され、拷問により深刻な病状に陥り、何度も病院に搬送された。9月28日、徐さんは西湖区裁判所に不当に裁判を開廷され、家族が雇った弁護士が無罪を主張したが、結局、懲役3年6カ月を宣告され、1万元(約20万円)の罰金を科された。弁護士は南昌市中級裁判所に控訴を提起した。現在、徐さんは中寰医院(公安監管病院)に拘禁されている。

'在医院救治的徐珍'

病院で医療を受けている徐珍さん

 徐さん(55歳)は、南昌市青山湖区江大南路132号に在住。

 今年3月12日午後、徐さんは夫(法輪功を修煉していない)と共に青山湖区の羅家鎮で法輪功迫害の実態が書かれた資料を配布していた際、現地の京東派出所の警官らに尾行された後、連行された。その後、徐さんは南昌市第一留置場に不当に収容され、夫は南昌市二七北路留置場に拘束された。数日後、夫は解放された。

 留置場では、徐さんは圧力、劣悪な環境、栄養不良などにより低蛋白血症に陥り、3時間ごとに食事が必要だった。4月14日、徐さんは南昌大学第二附属病院に緊急搬送された。徐さんの心臓と腎臓に重篤な病状があり、両脚が腫れあがり、皮膚が裂け、吐き気などの症状があった。しかし、病院での治療効果はなく、数日後に退院手続きが行われたが、数日後に再び病院に搬送されることになった。その後、徐さんは何度も中寰病院(公安監管医院)に搬送され治療を受けた。「栄養費」や「治療費」の支払いはその後家族に何度も請求された。本来、裕福ではない家庭に膨大な経済的圧力がかかった。

 徐珍さんの生命は危機にさらされており、家族は徐さんの身体を非常に心配している。家族は5月初旬に「裁判待ちの一時出所申請書」を提出し、徐さんを解放するよう強く要求したが、京東派出所はこれを受け入れず、拘束を続けている。

 法輪功修煉者として、徐さんは真・善・忍を基準として善人になり、心身を修めて名誉や利益を追求しないようにしている。早くも2008年に徐さんは連行され、不当に懲役3年を宣告され、江西省女子刑務所でさまざまな迫害に遭った。今年3月12日、再び連行されてから、既に8カ月間ずっと不当に拘禁されている。健康状態が悪化している中、徐さんはさまざまな苦痛に耐えている。そして、徐珍さんの家族もこれらの8カ月間、精神的、身体的、経済的な苦痛と圧力に耐えている。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2023/11/10/468075.html)
 
関連文章