【明慧日本2023年12月22日】毎年12月10日は「国際人権デー」と認定されている。ブルガリアの法輪功学習者(以下、学習者)は12月2日、ヴェリコ・タルノヴォで署名活動を行った。中国共産党(以下、中共)による法輪功への24年間に渡る残忍な迫害事実を伝えた。法輪功迫害の実態を理解した人々は署名して中共の崩壊を支持した。
パネル資料の前で中共による法輪功迫害の真実を伝える学習者 |
迫害制止の署名をする市民 |
ヴェリコ・タルノヴォ市はブルガリア中北部のヤントラ川のほとりに位置し、ヴェリコ・タルノヴォ地域の首都である。かつて第二次ブルガリア帝国の首都だった風光明媚な場所で、2019年にはブルガリアの歴史と精神の首都として選ばれた。
活動当日、学習者は法輪功迫害の事実が書かれた資料を配布したり、通行人に話しかけたり、中共の暴行を非難する陳情書の署名を集めたりした。人々は中共による残忍な迫害に驚き、学習者の反迫害活動を支持すると言った。
年配者「中共の暴行は隠蔽された」
学習者は、市中心の中央郵便局の前に法輪功のブースを設置した。隣は国家芸術学院で、対面は市政府プラザだった。通行人の多くは法輪功のブースに惹きつけられ、立ち止まってパネル資料を見たり、学習者に質問したり、ある運転手は車の中からチラシを受け取った。
ある年配者は、迫害の実態を聞いて臓器収奪の卑劣な手段に驚いた。「私は、多くの本を読んだことがありますが、こんな犯罪は聞いたがありません。信じられていないのは、犯罪はずっと隠蔽されているということです」と話した。そして、大事な情報を伝えてくれた学習者に感謝し、「帰ってから法輪功の書籍をしっかり読みたいです」と述べた。
通行人は反迫害を支持
年配の女性と若い女性が女の子を連れてブース前を通りかかった。若い女性は学習者からのチラシを受け取ったが、しばらく経って彼女たちは再びブースに戻ってきて、学習者に法輪功に関して色々尋ねた。
若い女性のヴァレンティナさんはチラシを読んだ後、「中国人の窮状を無視してはいけません。私は、より多くの迫害の実態が分かりました。迫害は怖いです。本当に怖いです」と話した。その後、ヴァレンティナさんは陳情書に署名した。女の子もブースの前で写真を撮り、法輪功への支持を示した。
若い女性のミグレナさんとベロニカさんはチラシを受け取ったあと、学習者から法輪功迫害の真実を真剣に聞いた。ミグレナさんは迫害の実態を聞いて陳情書に署名した。そして、中共が学習者の臓器を収奪することを聞いたベルニカさんも署名した。彼女は「学習者の臓器を収奪する犯罪が私がここで署名するきっかけになった」と話した。