【明慧日本2024年1月3日】吉林省通化市在住の法輪功学習者・王艶秋さん(75歳女性)は2023年11月30日、法輪功を実践したとして、柳河裁判所から懲役5年の判決と5,000元の罰金を不当に言い渡された。王さんは現在、通化市拘置所に拘禁されているが、不当であり不服として上訴する方針。法輪功は世界の人々に親しまれる精神修養法であるが、1999年以来、中国共産党によって迫害されている。
2020年2月25日午後2時頃、王さんと法輪功学習者の李守栄さん(女性)は、街で法輪功迫害に関する情報を記したステッカーを貼った際に通報された。2人は鉄廠市派出所の警官に連行され、病院で身体検査を受けたが、その日のうちに保釈された。
2021年5月11日、コミュニティの職員は、王さんと李さんの娘たちに、翌日に2人の家を訪問する予定と通知した。5月12日、彼らは李さんの家を訪れた。7、8人で李さんの写真を撮り、ドアを装飾する対聯を取り壊した。5月13日、彼らは王さんに嫌がらせをし、王さんの家の対聯も破った。彼らは何度か戻ってきて、王さんに嫌がらせをしたり、写真を撮ったりした。
2022年7月か8月頃、警察は王さんの自宅を捜索し、パソコンや法輪功の書籍、その他の貴重品を押収した。
2023年8月24日、警察は王さんを二道江区検察庁に連行し、そこで王さんは起訴状に署名するよう命じられた。李さんが起訴されるかどうかは不明。
2023年10月30日、裁判所は王さんの公判に備えて通化市拘置所に拘留する命令を出した。しかし王さんは身体検査の基準に満たさず、家に帰された。
王さんは11月30日に裁判を受け、裁判官は王さんに判決を下した。王さんは通化市中級裁判所に控訴するつもりだと述べた。裁判長と警官らは、王さんの態度が悪いと非難した。彼らは審理の直後に警察に王さんを通化市拘置所に連行させた。
拘置所は当初、王さんが身体検査の基準に満たさないため、王さんの入所を拒否した。しかし警察は、王さんに何が起こっても拘置所は責任を負わないとして王さんを入所させた。