江西省の3人の住民に不当裁判
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 【明慧日本2024年1月4日】江西省南昌市で3人の女性法輪功学習者・胡水英さん(71歳)、肖新金さん(75歳)、王東亜さん(79歳)は2023年11月21日、法輪功を学習したことで不当に裁判にかけられた。裁判所は弁護士が要求した胡さんの釈放を拒否し、西湖地方裁判所で第2回公判を12月7日に予定した。

 法輪功は法輪大法とも呼ばれ、心身を健康にする伝統的な修煉法である。しかし中国共産党は1999年7月以来、この修煉法を迫害している。

 2022年8月2日朝、3人の女性は地元の老福山のバス停前で、 西湖区公安局の警官に身体検査された。肖さんが所持していた現金500元と法輪功のパンフレット数冊は押収された。

 その後、警察は3人の女性の家を家宅捜索した。彼らは肖さんの法輪功の書籍、ラジオ、その他の貴重品を押収した。他の2人の女性の家からどのような物品が押収されたかは不明である。

 肖さん、胡さん、王さんは、保釈されるまで約15時間西湖区公安局に拘留された。

 西湖区公安局の警官は2023年3月初旬に胡さんの家族に電話し、3月14日に出頭するよう命じた。胡さんは出頭し、法輪功を放棄することを誓約する声明文に署名するよう命じられた。胡さんは拒否し、警官に対し、法を遵守する学習者への迫害をやめるよう要請した。警官は、胡さんの案件を西湖地区検察庁に移送すると脅した。警官らは2023年8月3日に胡さんを南昌市第一拘置所に移送し、拘禁した。

 検察は、3人の女性は法輪功を宣伝するためにバス停で違法な集会を開催したとして告発した。西湖裁判所は2023年11月21日にオンライン審理を行い、胡さんの弁護士は法廷で胡さんを弁護した。

 胡さんの弁護士は、中国には法輪功を犯罪とする法律はなく、胡さんの依頼人がバス停で他の2人の学習者と会うことは完全に合法と主張した。また胡さんの弁護士は、警察が提出した認証報告書は法に則っておらず、証拠から除外するよう要請書を提出した(西湖区公安局は胡さんの自宅から押収した物品は胡さんが法を犯した証拠であると主張する認証報告書を提出していた)。

 王さんは保釈されたが、胡さんと肖さんは南昌市第一拘置所に拘禁されている。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2023/12/3/468884.html)
 
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