黒竜江省の肖昆さん 再び起訴される
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 【明慧日本2024年1月4日】黒竜江省ハルビン市在住の2人の女性法輪功学習者・肖昆さん、肖洋さん姉妹は、2023年8月23日に当局に連行され、家宅捜索をされた。法輪功は世界の人々に親しまれる精神修養法であるが、1999年以来、中国共産党によって迫害されている。

 2023年8月23日午後5時、肖さん姉妹は阿城区国内安全保衛部門の警官7、8人によって連行された。警官は姉妹の家を家宅捜索し、法輪功の書籍、ラップトップ、プリンター、携帯電話、その他の貴重品を押収した。

 姉妹は、派出所で真夜中まで取り調べを受けた。その後、肖洋さんは釈放されたが、肖昆さんはハルビン市第二拘置所に連行され、現在もそこに拘禁されている。

 警官は拘置所で肖昆さんをさらに数回尋問したが、肖昆さんは質問に答えることも、尋問記録に署名することも拒否した。そのため警官は、肖さんの家族との面会を禁じた。

 阿城市検察庁は9月7日、肖昆さんに対する正式な逮捕状を発行し、11月中旬に検察庁は起訴しようとしていた。

 法輪功を放棄しないことで懲役7年の不当判決

 かつて2011年12月31日、肖さん姉妹は和平路派出所の警官らに姉妹所有の写真スタジオで連行され、家宅捜索を受けた。警官は姉妹の写真撮影機材、パソコン、カメラ、法輪功の情報資料などの私物を押収した。

 姉妹は拷問による尋問を受け、尋問記録への署名と指紋押捺を強要された。弁護士は、書類には姉妹のサインや警察側のサインも、日付などもない、そして、警察が提出した証拠に矛盾があることに気づいた。

 姉妹は2012年5月18日に黎明裁判所で裁判を受け、同年9月19日に姉妹とも懲役7年の不当判決を受けた。二人は、黒竜江省女子刑務所に拘禁された(肖さんはかつてそこで15日間独房に監禁されていた)。そして肖さん姉妹は2018年12月30日に釈放された。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2023/12/6/469004.html)
 
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