【明慧日本2024年1月16日】貴陽市の法輪功学習者・周桂香さん(77)は、2023年8月23日に中国検察庁によって不当に逮捕された。その日、周さんは貴陽市女子留置場に拘留された。
周さんは1947年に生まれ、貴陽市曇岩区に在住。周さんは法輪大法を信仰し、真・善・忍の原則に従ってより良い人を目指しており、長年にわたり地元の公安による嫌がらせや法輪功への迫害を受けていた。
2年前の2022年5月27日、周さんは一人で家にいると、突然、水道と電気が止まった。周さんはドアを開けて原因を調べると、パトカーから降りてきた警官らに「動くな!」と命じられ、そして、家の中に引きずり込まれた。その中の1人が「国保大隊の張柱が来るのを待て」と言った。その後、周さんは手首と腕が青紫になり、警察官によって傷つけられたことに気付いた。
張柱が到着した後、張柱を含む7、8人の警察官が周さんの家を乱暴に捜索し、写真を撮り、周さんの多くの私物を押収した。周さんは貴陽市公安局雲岩区分局の尋問室に連れて行かれ、警察による違法な尋問と供述調書を取られた。
実際には、周さんは人々に法輪大法の素晴らしさと法輪功迫害の実態が書かれた資料を1枚掲示しただけで、悪意のある告発を受けた。監視の調査の結果、周さんは大営坡派出所に連行され、雲岩区分局に連れて行かれたことが分かった。周さんは5枚の資料を配布したことを認めたが、自分の行動が有罪だと思わないと主張した。
その後、周さんは貴陽市公安局に連行された。警察は周さんに犯罪者の服を着せ、身体検査を行った。血圧を測定する際、周さんの体は急に不調になり、めまい、不安症状、四肢の無力感、頭を上げられない状態になった。この辛い状況でも、警察は不法に周さんを尋問し、その後、周さんにサインを求めたが周さんに拒否された。
警察は、周さんと犯罪者を同じ部屋に閉じ込め、翌日の午後まで待たせ、その後、血液検査を行った。警察は周さんに法輪大法を誹謗するサインを強要したが、周さんに拒否された。警察はさらに周さんに「裁判待ちの一時保釈」にサインするよう求めたが、周さんに拒否された。警察は「出たくないのか?」と尋ねると、周さんは「出ないでいい」と答えた。その後、警察は周さんを家に帰らせた。周さんは家に帰った後、娘がすでに「裁判待ちの一時保釈」にサインしたことが分かった。こうして、周さんは裁判待ちの形で一時保釈されたが、1年以内に家を出ることを禁止された。
その後、貴陽市公安局の警察は一貫して、周さんを陥れるという司法手続きを進めていた。
周さんは、家庭の都合で上海の故郷に一時帰省したため、大営坡派出所の警察に「抵抗行為」と見なされた。2023年3月10日、周さんは再び大営坡派出所の警察に強制的に尋問され、供述調書を作成された。
同年8月12日、周さんは再び警察に違法に尋問された。
同月23日、周さんは貴陽市検察院によって違法に逮捕された。同日、周さんは不当に貴陽市女子留置場に拘禁された。
現在、周さんの家族は弁護士に依頼し、周さんの無実を訴えている。