広東清遠市60代の王瑞娟さんに不当判決、懲役5年
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 【明慧日本2024年1月17日】広東省清遠市の法輪功学習者・王瑞娟さんは、2021年10月に清遠市公安局清城区分局の警察によって連行され、公安、検察、裁判機関によって罪に陥れられた。2023年4月までに王さんは、英徳市裁判所によって不当に5年の懲役刑を宣告され、2万元(約40万円)の罰金を科された。王さんはこの判決を不服として控訴したが、冤罪が維持された。

 王さんは1958年2月に生まれ、現在66歳で、広東省揭陽市揭東県の出身。1998年に法輪大法(法輪功ともいう)の修煉を始めた。法輪功迫害の実態が書かれた資料を配布したことが原因で、2002年12月2日には懲役3年の不当な実刑判決を受けた。

 2021年10月上旬、王さんは清遠市の洲心街道の建設現場で迫害の実態を掲示したとして、不明な人物による悪意の告発を受けた。同月12日、洲心街道の賃貸住宅で、王さんは清城区公安分局の警察によって連行された。

 同月15日、王さんは「裁判待ちで一時仮釈」され、自宅に戻った。その後も、王さんは依然として民衆に法輪大法の素晴らしさと中国共産党(以下、中共)による迫害の真実を伝え続けた。

 2022年6月24日、王さんは清城区東城蓮発社区に行き、法輪大法迫害の真実を掲示していた際に悪意の告発を受け、翌日、清城区公安分局の警察によって連行された。当時、王さんは体調不良であり、2022年7月2日には「裁判待ちで一時仮釈」されて自宅に戻り、監視のもとに生活をしていた。

 2023年1月、王さんは清遠英德市裁判所に陥れられた。同年3月16日、英徳市裁判所は強制手段を変更し、王さんを不法に拘束し、3月18日には留置場に拘束した。

 2023年4月初め、王さんは清遠英徳市裁判所によって、不当に5年の懲役刑と2万元の罰金の宣告を受けた。この過程で、公検法(公安、検察、裁判所)の部門は、王さんの家族や親友に知らせなかった。

 王さんはこの不当な判決に不服を申し立て、2023年6月5日に清遠市中級裁判所に控訴したが、不当に冤罪が維持された。

 中共の各レベルの不法な実行者は、法輪功学習者(以下、学習者)に対する残酷な迫害政策を実施し、生命を軽視し、24年以上にわたり心を修め善行し、良い人になるように務める学習者を非人道的に扱ってきた。是非を逆転し、警察による不法な逮捕や家宅侵入、検察院や裁判所による偽造された罪証や陰謀構築が行われている。これらの行為は多くの学習者やその家族に重大な損害を与え、国家と人民にも巨大な災害をもたらしている。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2024/1/15/470981.html)
 
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