山東省の徐金鳳さんに、不当に懲役7年の実刑判決
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 【明慧日本2024年1月25日】山東省聊城市茌平区の法輪功学習者(以下学習者)・徐金鳳さんは、今年1月10日、聊城市東阿県裁判所から不当に懲役7年を言い渡され、罰金1万元を強要された。その当日、家族と弁護人は同裁判所から「裁判所へ判決書を受け取りにくるように」という通知を受けた。

 同日、裁判所の人員は聊城市留置場に行き、判決書を徐さん本人に渡した。徐さんはその書類にサインを拒否したため、裁判所の人員は判決書を見せないまま持って帰ったという。

 家族と弁護人は1月11日午前、東阿裁判所に行き、判決書をもらって、徐さんとの面会を申請したが、裁判官に面会を断られた。1月12日午前、弁護士は徐さんと面会して、午後に東阿裁判所に徐さんの控訴の資料を渡した。

 2022年8月12日夜9時、聊城市公安局、茌平区の国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関。以下、国保)、610弁公室、振興派出所などの警官約30人は、学習者・李伝禄さんの家に押し入り、そこにいる十数人の学習者を連行し、法輪功の書籍などの物品を押収した。路金玉さん、劉明森さん、王成国さん、徐さん、商素芳さんの5人は茌平区新政路尚客優ホテルに送られ、強制洗脳を強制された。8月31日、5人は解放されたが、住居監視下に置かれた。10月17日午後、茌平区国保の警官は5人に電話で「10月18日午前9時に振興派出所に行くように」と通知した。翌日、5人は派出所に着くと、そこにいた検察庁の人に尋問された。その後、5人とも帰宅した。

 同年11月7日午後4時過ぎ、茌平区国保の警官は学習者5人と孫玉栄さん、李伝禄さんに電話をかけ、「振興派出所に行って書類を書くように」と告げた。7人は派出所に行ったが、茌平中医病院に連れて行かれて健康診断を受けさせられた後、茌平区正泰ホテルに送られ、隔離された。7人はともに健康上に問題があるため、帰宅した。路金玉さんはその後、家を出ることを余儀なくされた。

 2023年1月18日夜8時、茌平区国保の警官は、商素芳さん、徐さん、劉明森さんの家に押し入り、東阿裁判所からの逮捕状を差し出し、3人を逮捕すると言った。迫害から免れるため、商素芳さんと徐さんは家を離れることを余儀なくされた。

 徐さんは2023年10月31日朝7時、借家で茌平区国保の警官によって連行された。警官は逮捕令状と捜索令状を一瞬見せた後、徐さんを公安局に連行し、当日の午後に聊城市留置場に送り、拘禁した。

 同年12月11日、徐さんは裁判にかけられた。法廷で、弁護士は法律に基づき、徐さんの無罪を主張した。裁判の日、傍聴する家族と弁護人は、警官に「裁判の時間と内容を漏らされた」との理由で、身体検査をされた。警官は弁護士にも身体検査をしようとしたが、抗議されたという。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2024/1/20/471154.html)
 
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