中国の観光客がフランスで三退した
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文/フランスの大法弟子

 【明慧日本2024年1月28日】私は2024年1月5日、フランスのプランタンで真相を伝えていました。その時、中国から来た6人の男性に出会いました。彼らはスーツにネクタイを締めていて、フランス人の男性がおそらく通訳だろうと推測されました。彼らは中国語による通訳の説明を聞きながら、プランタンの方に歩いていきました。私は、機会を見つけて彼らに真相を伝えました。しかし、時間は限られており、彼らはすぐにプランタンの中に入っていきました。そこで、私は彼らに「皆さんの時間を無駄にしたくないので、長々と話しません。ただ、三退すれば平安が保たれるということを伝えたいのです。共産党、共青団、少年先鋒隊を脱退するのです。共産主義のために一生奮闘し、党のために命を捧げるという誓いを撤回すれば、平安が保たれます」と伝えました。

 その時、微笑む人もいれば、うなずく人もいました。彼らはみな、年配の男性をじっと見つめていました。その男性は、おそらく彼らのリーダーだろうと思いました。私は「共産主義はマルクスが作り上げたものです。私たちは、自分の祖国を裏切ってマルクスの末裔になろうなどできません。実際のところ、みなさんは私よりも多くのことを知っているでしょう。中国の古人は、簡単に誓いを立てませんでした。誓いには霊験があります。今、天災や人禍、疫病やウイルスが頻繁に発生していますが、中国が最も深刻です。これは偶然ではありません。みなさんのお名前を天に届けて、誓いを撤回し、平安を保ちませんか?」と言いました。その年配の男性が私に近づいてきて「早く立ち去れ。立ち去れ。私たちには用事がある」と言いました。その年配の男性は振り返って、観光客の男性たちに「みなさんは忙しいでしょうから、行ってください」と言いました。その年配の男性は振り返って、観光客の男性たちが立ち去ったのを見て、すぐに私に「あなたが話していることは、すべて知っています。共産党は根が腐りきって、立ち行かなくなっています。一押しすれば倒れます。私はあなたよりもよく理解しています。あなたが私に名前を与えてくれれば、私は脱退します。私は党員ですから、彼らに話すことができません。告げ口をされるでしょうから」と言いました。その年配の男性は私に感謝しました! そして、向きを変えて去っていきました。

 私はその後、彼らの後を追いかけ、2人の男性を見つけました。彼らと話すと、彼らは脱退しました。そして、その2人は「あなたがさっき言ったことを私たちは知っています。もう時間の無駄はしないでください。ありがとうございます」と言いました。

 私はプランタンから出て、前を歩いてくる4人の若者を見かけました。1人は女の子で、残りの3人は男の子でした。また、30代後半くらいの男性もいました。私は彼らに近づいて真相を伝えました。彼らは皆、うなずいて認めました。私は、コロナウイルスの感染は、中国の武漢から世界中に広がったことを伝え、中国共産党(以下、中共)は感染の真相を隠蔽し、死者数は甚大なものだったと伝えました。そして「現在も中国各地で感染が拡大し続けており、中共は感染の真相を報道せず、隠蔽し続けています。ですから、私たちはすぐに中共のすべての組織から脱退しなければなりません。三退すれば平安を保つことができます」と伝えました。彼らは皆、自分たちに与えられた別名を聞くとすぐに脱退しました。女の子は「私たちは上海から来ました。3年のコロナ禍で私たちはひどい目に遭いました」と言いました。年上の青年は「私たちは親戚です。私が彼らを連れ出しました。私たちは皆、留学生です。中国はひどいので、中国にはいられません」と言いました。

 私は「みなさんは正しいです! みなさんには福があります。三退して救われました。しかし、自分の親戚や友人にも、心の中で『法輪大法はすばらしい、真・善・忍はすばらしい』と念じるように伝えてください。みなさんが念じれば神にはわかるからです。頭上三尺には神がいて、神はみなさんを守ってくれるでしょう。天が中共を滅ぼす時にその中にいないことが幸せなのです」と言いました。ここまで話すと、女の子は「私たちは、中共の嘘と欺瞞の中で育ちました。私の心の中では、法輪功は常に否定的なものでした。しかし、今では、法輪功の人は善良で、良い人であることを理解しています」と言いました。若い男の子が拳を突き上げて「打倒共産党! 天は中共を滅ぼす!」と叫びました。他の何人かも一緒になって叫びました! 彼らは叫びながら跳ねながら歩いて行きました。

 彼らが救われたことへの喜びと、真相を知り、中共に対する怒りの行動を見て、私は感慨に浸りました。中国の人々が目覚め、大法弟子が真相を伝える活動は、無駄ではなかったと思いました。

 私は以前はずっと家で中国人に電話で真相を伝えていましたが、2023年6月に中国政府が海外からの電話を遮断したため、私は家を出て、中国から来た観光客に真相を伝えるようになりました。新型コロナウイルスの流行前のように、中国からの観光客が1台また1台と訪れるような状況ではありませんが、それでも各国からの人々の中に中国人を見つけることができました。時々、韓国人や日本人を中国人と間違えることもありますが、その場合は、ただ「こんにちは」とか「すみません」と謝って、間違えたことを認めるしかありません。

 人々が急いで歩いている中、中国からの観光客に出会うことがあります。大半の人は真相を聞きますが、ごく一部の人は真相を聞くのが怖くて逃げてしまいます。さまざまなスーパーや商店が多いので、真相を聞きたくない人は店内に逃げ込んでしまいます。このような状況に遭遇すると、やはり心は残念でなりません! 勇気を出して、諦めず、中国の人々に真相を根気強く伝え続け、中国の人々が中共の嘘によって毒害されたよごれを払拭しましょう!

 何カ月も歩み続けて、心性を安定させてきました。私は人を救うために来たのです。1日十数人から、20人、30人、50~60人へと三退する人の人数が増え、三退した観光客は、嬉しさのあまり「私たちは皆理解しました。ありがとうございます! もし中共が法輪功を迫害しなかったら、私たちも修煉していたかもしれません!」と言いました。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2024/1/14/470950.html)
 
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