湖北省の謝聖英さんに懲役3年の不当判決
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 【明慧日本2024年2月1日】湖北省公安県在住の法輪功学習者・謝聖英さん(73歳女性)は、法輪功を学んだことで、2023年12月初旬に、公安県裁判所に懲役3年の不当判決を言い渡された。(法輪功は世界の人々に親しまれる精神修養法であるが、1999年以来、中国共産党によって迫害されている)

 その後、公安県裁判所は、保釈中の謝さんに湖北省武漢市女子刑務所への移送を命じた。謝さんは身体検査で高血圧であることが判明したので、刑務所は謝さんの入所を拒否した。その後、警察は謝さんを荊州市(けいしゅうし)の病院に連行した。謝さんは13日間入院した後、荊州市拘置所に拘禁されている。

 事件の経緯

 2021年8月、謝さんが法輪功迫害の事実に関する情報資料を配布した疑いで通報され、夹竹園派出所の警官らに連行された。その後、警察は謝さんの事件を公安県検察庁に移送した。

 2022年9月28日、謝さんは公安県裁判所に出廷した。中国では法輪功を犯罪とする法律はないため、謝さんの弁護士は謝さんの無罪嘆願を行った。弁護士は検察官・李による謝さんに対する虚偽の主張に反論した。

 謝さんは自己弁護をする証言をし、法輪功を学んでから心身ともに元気になったことを語った。裁判官は謝さんに懲役4年を宣告すると脅し、書類に署名するよう命じた。謝さんは拒否し、娘が代わりに署名するよう強制された。その後、裁判官は謝さんを保釈した。

 2023年12月初旬、夹竹園派出所の警官らは突然謝さんの自宅に侵入し、謝さんを公安県裁判所に連行し、そこで謝さんは懲役3年を宣告された。その後、裁判所は警察に対し、謝さんを刑務所に連行するよう指示したが、警察は謝さんが高血圧であることが判明したため、謝さんの入所を拒否した。その後、警察は謝さんを荊州市の病院に13日間拘留し、その後、荊州市拘置所に連行した。

 以前にも、謝さんは少なくとも中共当局に2回連行されていた。

  2002年6月、謝さんは法輪功迫害について人々に話していたところ、毛家港派出所の警官らに連行された。彼らは謝さんを県拘置所に20日間以上拘留した。

 2021年3月23日午後、謝さんは再び夹竹園派出所の警官らに連行された。警官は謝さんを2回身体検査のため病院に連れて行ったが、いずれも身体検査の基準に満たしていないため、入所を拒否した。警察は翌日謝さんを釈放した。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2024/1/9/470772.html)
 
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