東寧市の学習者肖華さんに、不当に懲役3年6カ月の実刑判決を宣告
■ 印刷版
 

 【明慧日本2024年2月1日】黒龍江省東寧市で法輪功迫害の事実を伝えていた64歳の法輪功学習者(以下、学習者)・肖華さん(女性)は、警官に連行され、不当に拘禁され、検察庁に起訴された。昨年12月22日、海林市の裁判所で不当に懲役3年6カ月の実刑判決を宣告された。肖華さんは不服として控訴を申し立てた。学習者の彼女は、2012年にも中国共産党(以下、中共)によって3年間の不当な判決を受けたことがあった。

 肖華さんの中共による迫害経験の概要

 肖華さんは1960年5月15日に生まれ、道河鎮の小地営村出身である。

 2000年11月、肖華さんは東寧鎮政府に真相の手紙を送り、内容は法輪功迫害の真実と、彼女の修煉体験だった。鎮政府の職員はこの手紙を東寧県公安局に渡した。11月30日、東寧県国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関。以下、国保)の警官は肖華さんを連行し、留置場に不当に拘束し、警官の林暁偉は暴力をふるって肖華さんの顔を殴った。肖華さんは不当に72日間、拘禁された後に、4000元を強要された。

 2004年11月末のある日、肖華さんは国保の警官に連行され、不当に22日間拘禁され、その間に受刑者から暴行を受けた。国保の警官の林暁偉はまた、自分も家族を養わなければならず、この人生で悪いことをしていることを悔いていると肖華さんに話した。肖華さんはこれを聞いて、これらの哀れな警官に同情の涙を流した。

 2011年2月24日の朝、肖華さんは道河鎮で携帯電話のSIMカードを購入しようとしたところ、通報され、地元の派出所に連行され、その後、綏芬河留置場に10日間不法に拘束され、3月6日に家に帰った。

 2012年1月9日、肖華さんと他の7人の学習者が、道河鎮派出所の所長の王巍に連行され、不法に東寧県刑務所に拘禁された。警官は肖華さんに対する不当な尋問の供述を捏造し、その後、肖華さんは中共の裁判所によって不当懲役3年の実刑判決を言い渡された。黒龍江省女子刑務所では、肖華さんは毎日15時間~16時間の強制労働に苦しめられた。

示意图:中共监狱中的奴工迫害

中共の刑務所における強制労働による迫害の様子

 2023年9月19日の朝、肖華さんは1人の軍人に法輪功迫害の事実を伝えていた際に、通報され、警官によって連行された。国保の警官は肖華さんの娘に電話をかけて彼女の母親のものを公安局に取りに来るように嘘を言った。肖華さんの娘が公安局に到着すると、3~4人の警官がいて、肖華さんから押収した鍵を持っており、肖華さんの娘に家までの道案内を強要し、肖華さんの賃貸住宅に不法に押し入り、師父の写真や法輪功の書籍、USBメモリーなどの資料を押収した。その後、肖華さんは不法に拘禁され、その日のうちに牡丹江留置場に連行された。肖さんは9月末に不当に拘禁された。

  2023年10月11日、肖華さんの血圧が210mmHgに達し、彼女は牡丹江市医学院附属の第2病院の17階(俗に公安病院とも呼ばれ、拘置所の看板が掲げられている)肖さんは、この監督区域の病棟に拘留された。この間、肖華さんの血圧は上が230mmHgで、下は140mmHgに達し、警察は彼女を刑務所に入れようとしたが、何度も健康上の問題で、入所していない。

 2023年12月22日、海林市裁判所は肖華さんに不当な判決を下し、懲役3年6か月の実刑判決を宣告した。具体的な裁判所の詳細はまだ確認されていないが、肖華さんはすでに控訴を提出していた。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2024/1/26/471379.html)
 
関連文章