【明慧日本2024年2月16日】広東省河源市の法輪功学習者・李友濱さんは、1年以上にわたって不当に拘束され、東源裁判所から不当に8年の刑を宣告された。陳如勇さんと邱徳濃さんは、それぞれ不当に3年、3年6カ月の刑を宣告された。李友濱さんと邱徳濃さんは広東女子刑務所に移送、陳如勇さんは広東四会刑務所に移送され、不当な拘禁と迫害が続けられている。
李友濱さんは、約50歳の女性で、河源市東源県羅湖鎮出身。李さんは2022年9月に法輪功迫害の実態が書かれた資料を配布したことで連行され、東源留置場で1年以上にわたって不当に拘束された。李さんがいつ東源裁判所から不当に8年の刑を宣告されたのかは不明である。
陳如勇さんは、51歳の男性で、河源市東源の上莞鎮出身。2022年10月4日、河源市源城区の610弁公室のメンバーが警官を率いて陳さんの家に押し入り、陳さんを連行した。陳さんはまず東源留置場に拘束され、その後は河源留置場、紫金留置場にと次々と移送され、約1年間不当に拘束された。そして家族が通知を受けないまま、不当に3年の刑を宣告されたという。
邱徳濃さんは、73歳の女性で、広東省河源市東源県船塘鎮出身。2023年3月20日、邱さんは不当に連行され、東源留置場に収容された。そして数カ月後、東源裁判所から不当に3年6カ月の刑が宣告された。
2022年10月1日前後、610弁公室のメンバーや国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関。以下、国保)の翟建華、何倍城が警官を率いて広東省河源市源城区の法輪功学習者の家に無理やり押し入り、嫌がらせや家宅捜索を不法に行った。被害を受けた学習者は、李友濱さんや邱徳濃さん、陳如勇さん、袁群瑞さん、袁亜瑞さんら少なくとも24人がいた。陳如勇さんは10月4日に不法に家宅捜索をされ、コンピューターやプリンターなどを持ち去られた。邱徳濃さんと李友濱さんは、東源公安局や国保、船塘派出所、地域委員会などの10人以上のメンバーによって不法に家宅捜索された。その際に持ち去られた物品数は不明。邱徳濃さんは、李大師の写真、プリンター、法輪功の書籍、カレンダーおよび年賀状などの物品を不当に押収された。
邱德濃さんは女性で、1951年6月に広東省河源市東源県船塘鎮生まれ、1998年に法輪功の修煉を始めた。当時は高血圧や心臓病、消化器障害、リウマチ、頭痛、関節痛、神経衰弱、重度の婦人科疾患など、様々な病気に苦しんでいた。至る所で医療治療を求めたが、効果はなかった。しかし1998年の夏、幸運にも法輪功と出会った。その後間もなく、すべての病気が完全に消えた。邱さんは、まるで生まれ変わったかのように変容を経験した。
邱さんは、10年以上にわたって迫害され、家を追われた。2001年から2006年まで、7回連行された。一度目は2001年で、和源留置所に連行され、20日間迫害された(泉塘区では十数人の法輪功学習者が逮捕された)。釈放前には一人当たり2000元以上の罰金を科せられ、中には1万元以上の罰金を科せられた者もいた。二度目は2002年、広東省三水女性教育労働収容所に連行され、1年間迫害された。労働収容所では、毎日苦難に耐え、汚い仕事を含む重労働を強いられ、夜は法輪功を中傷するテレビの視聴を強制された。労働収容所から解放されて1年も経たないうちに、2004年から2005年にかけて、邱さんは広東省三水市の洗脳教室に2回連行され、うち1回は3カ月間、もう1回は5カ月間不法に拘束された。最後のケースでは、法輪功の真・善・忍の修煉を放棄することを拒否したため、警官の張警部(女性、河源市普銭出身)に殴られ、蹴られ、平手打ちされ、罵られ、何日も夜の睡眠を奪われ、法輪功を中傷するテレビを毎日見ることを強制された。残り4回では、拉致され、故郷と地区の洗脳教室で迫害された。無法な中国共産党の党員は、邱さんを逮捕するか、あるいは家を荒らして脅し、脅迫した。普通の生活ができず、個人の自由もなかった。邱さんは身体と精神に非常に大きなダメージを受け、家庭は数十万の経済的損失を被った。2006年6月3日、上層からの圧力の下で、船塘派出所が離婚証明書を書いて夫に離婚を迫り、直接、河源裁判所(灯台区)で判決が下された。裁判官の黄志放、書記官の田伟恩は、判決書やその他書類を邱さんの実家に送り、幸せな家庭は離散した。邱さんは我慢し、涙を流しながら本来幸せだった家を去るしかなかった。
明慧ネットの情報によると、広東省では2023年に法輪功学習者6人が迫害で亡くなり、32人が不当に有罪判決を受け、少なくとも18人が不当に逮捕・起訴され、裁判を受けた。さらに49人以上が様々な形式の拘束や迫害を受けたという。