重慶市71歳の楊麗さん 不当な連行と家宅捜索を受ける
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 【明慧日本2024年2月23日】重慶市の法輪功学習者・楊麗さん(71歳女性)は、2024年2月8日、大新村派出所で不当に拘束され、家宅捜索を受けた。翌日の午後、楊さんは留置場に連れて行かれたが、高血圧のため入所を拒否され、その日の夜に帰宅できた。しかし、呼び出されたときは、すぐ出頭するようにと強要された。

 楊麗さんは重慶市江北区朱江孫市C区に住んでいる。1996年6月に法輪功を修煉し始めると、心身ともに効果があった。1999年7月から法輪功への迫害が始まった後、楊さんは不当に懲役4年の判決を受け、3回洗脳施設に送られ、3回の留置場で拘束や拘禁された。 

 2024年2月上旬、楊さんは重慶の観音橋市場の外で法輪功迫害の実態を伝えたとして、中国共産党の嘘に毒された人によって通報された。2月8日の朝、大新村派出所の警官から楊さんの夫に電話があり、午後2時に派出所に来るようにと告げられた。午後2時、楊さんは派出所に行き、警察官に法輪功の真実を知ってもらうため、法輪功についての真相資料を見せた。しかし、警察官らはそれを読もうとせず、楊さんが渡した資料をビニール袋に入れ、いわゆる「証拠」として封印した。さらに警官らは、楊さんのバッグから真相紙幣(法輪功の文言が書かれた紙幣)と護符4枚を押収し、江北区公安支局に一晩中不当に拘留した。

 翌日の午後、健康診断で不適格と判断されたにもかかわらず、警察官は血圧が高い状態の楊さんを依然として留置場に連れて行き、夜になってやっと釈放した。帰宅後、警官らがすでに家宅捜索を行っていたことを、楊さんは初めて知った。法輪大法の書籍、師父の各地での説法、約10枚の資料、中国共産党を脱退した人の名簿が押収されていた。

 楊さんは何度も不法な家宅捜索を受けている。楊さんは大新村派出所から釈放されたが、これからしばらくの間、呼び出されたときは、すぐに出頭するようにと強要された。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2024/2/17/473320.html)
 
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