陝西省の李静さん、李向紅さんに不当判決
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 【明慧日本2024年2月28日】陝西省咸陽市礼泉県の法輪功学習者・李静さん、李向紅さんは2月20日、同市秦都区の裁判所から実刑判決を下された。李静さんは懲役4年6カ月の判決、罰金1万元、李向紅さんは懲役4年の判決、罰金1万元を言い渡された。2人はともに判決を不服として、控訴の準備をしているという。

 2022年9月30日、李静さん、李向紅さんは陝西省乾県公安局、咸陽市秦都区公安局の警官によって連行された。李静さんは自宅から連行され、李向紅さんは自営の洋服店から連行された。警官によると、2人が乾県に行き、法輪功の資料を配布したため、通報があったので連行したと言った。李さんと李向紅さんは警官に秦都区留置場に送り込まれ、1年5カ月近く不当に拘留されていた。そして、今年2月20日に秦都区裁判所は2人に不当に判決を宣告した。

 李静さんが受けた迫害事実

 明慧ネットの資料によると、李静さんは2017年12月21日、法輪功学習者・穆明武さん、苟暁頻とともに法輪功迫害の実態についての資料を配布するために柞水県に行った際、柞水県公安局の警官に連行された。2018年7月、柞水県裁判所から懲役1年4カ月の判決を言い渡された。李静さんと同時に、李美化さん、袁玉龍さん、穆明武さん、梁得春さん、苟暁頻さんの5人の法輪功学習者も判決を受けた。

 2020年4月15日、礼泉県の国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関。以下、国保)の警官は李静さんの仕事場と自宅に押し入り、家宅捜索し、李さんを公安局に連行した。7~8時間の取り調べ中、李静さんは突然息切れをし、手足が冷たくなるなどの病状が現れ、緊急で礼泉県病院に運ばれた。翌日、警官は李静さんを強制的に咸陽市の病院に連れていき、PCR検査と身体検査を受けさせた。礼泉の公安局に戻ると、李静さんは昨夜と同じ症状が出たため、警官は李静さんを帰宅させ、4000元を科し、李静さんの夫に李静さんを外出させないように、明慧ネットに自分らのことを暴露しないという誓約書を書かせた。

 李向紅さんが受けた迫害事実

 明慧ネットの資料によると、2016年6月26日夜、礼泉県の法輪功学習者・李向紅さんと何維さんは、礼泉県石壇郷で法輪功の資料を配布している最中に、礼泉県国保の警官と石壇派出所の警官に連行され、礼泉県留置場に拘禁された。2人は迫害に抗議するため、断食を行い、5日間続けて、毎日功法を煉り、法輪功迫害の実態を話し、正念を発した。2016年6月30日午後、2人は帰宅できた。

 2020年8月4日正午、礼泉県公安局の警官5人は李向紅さんの家に押し入り、嫌がらせを行い、家宅捜索し、法輪功関連書籍2冊を押収した。李さんの姿が見えないので、警官は車から降りて、ある村人に李向紅さんがどこにいるのか尋ねたが、村人が知らないと答えると、警官は村人を厳しく咎めた。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2024/2/26/473625.html)
 
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