重慶市の王彦明さんに不当判決
■ 印刷版
 

 【明慧日本2024年3月4日】黒竜江省大慶市在住の法輪功学習者・王彦明さん(54歳男性)は、2023年9月25日、法輪功を実践したとして、懲役3年6カ月の不当判決と2万元の罰金を言い渡された。王さんは大慶市中級裁判所に上訴し、同裁判所は2023年11月8日、当初の判決を維持する判決を下した。法輪功は世界の人々に親しまれる精神修養法であるが、1999年以来、中国共産党によって迫害されている。

 王さんは以前、大慶市第十石油生産工場で運転手として働いていた。王さんは1997年9月に法輪功を学び始め、法輪功の教えである真・善・忍に基づいて実践し、心身ともに元気になった。迫害が始まって以来、王さんは何度も当局に連行され、嫌がらせを受け、拘禁されてきた。

 2023年6月28日、王さんへの連行は職場で行われた。ハイテク開発区公安局の警官らは、王さんが自宅近くに法輪功迫害に関するシールを貼っている様子が監視カメラに記録されていたと主張した。警官は王さんにシールをどこで入手したかについて尋問した。王さんは答えることを拒否した。その後、王さんは第二拘置所に連行された。

 警官らは王さんの自宅を捜索し、王さんの法輪功の本、法輪功紹介のしおり数冊、情報DVDを押収した。警官らは、これらの資料だけで、王さんに判決を下すのに十分であると家族を脅迫した。そしてまた、王さんに法輪功の修煉をやめさ圧力をかけるように家族に命じた。王さんは動じなかった。

 ハイテク開発区検察庁は7月25日に王さんの逮捕を許可し、検察官・楊潔に王さんの案件を担当するよう任命した。

 9月25日に行われたハイテク開発区裁判所のオンライン裁判には、王さんの家族は誰も出席しなかった。王さんは裁判所に懲役3年6カ月の不当判決と2万元の罰金を言い渡された。王さんは大慶市中級裁判所に控訴し、同裁判所は2023年11月8日に当初の判決を維持する判決を下した。

 大慶第十石油生産工場の指導部は、2024年1月18日に王さんを解雇した。王さんはまだ大慶市第二拘置所に拘禁されている。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2024/2/7/472403.html)
 
関連文章