四川省の大学講師 判決後の控訴を禁止される
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 【明慧日本2024年3月7日】四川省南充市の法輪功学習者、西華師範大学の講師・陳平さん(47歳女性)は昨年3月、懲役2年の不当な判決を宣告されて控訴しようとしたが、控訴書は警官に押収された。2023年11月、陳さんは四川省龍泉駅女子刑務所に送られた。

 陳さんが受けた迫害の経緯は下記の通りである。

 陳さんは西華師範大学の修士終了後、大学院の講師として勤めた。

 2020年7月26日、陳さんは法輪功の無実を伝えた時、中国共産党による法輪功への誹謗中傷を信じる中学生2人に通報され、警官に身柄を拘束された。中誠派出所で十数人の警官は陳さんに「束縛衣」(下の図を参考)を着せ、38時間に及ぶ不当な取り調べを実施し、自白をさせるため食事を与えず、飢餓と冷気の中で凍えさせるという方法を使用した。翌日の夜、陳さんは家に帰されたが、住居監視下に置かれた。

中共酷刑演示图:约束衣
拷問イメージ図:束縛衣

 半年後、警官は陳さんに濡れ衣を着せ、案件を順慶区検察庁提出した。陳さんは検察庁、政法委員会(治安・司法などを統括する機関)、監督委員会に様々な資料を提出し続けたが、罪を認めることを強いられた。17カ月後、検察庁は陳さんの案件を順慶区裁判所に提出した。

 2022年4月21日、順慶区裁判所は陳さんに対する裁判を行い、検察側の順慶公安局と順慶区検察庁は多くの証拠と署名を偽造した。裁判の休憩時間、法曹機関の関係者はドアを閉めたまま法廷内で長い間何かを企てていた。ようやくドアが開かれた時、裁判官は休廷を宣告した。陳さんは帰宅した。

 2023年3月17日、順慶区法院は陳さんに懲役2年の不当に懲役を言い渡した。同日、コミュニティの関係者が陳さんを電話で呼び出し、陳さんが到着するやいなや、陳さんは連行され、順慶区裁判所はその場で陳さんに判決を言い渡したという。

 陳さんは、南充市留置場で拘禁されていた期間、自分で控訴書を書いたが、警察は提出を許可しなかった。陳さんの家族は面会を求めたが、許可されなかった。家族が弁護士に面会を求めたところ、警察は「面会を求めたら、その弁護士も逮捕する」と脅した。また、弁護士の免許を剥奪すると脅した。

 2023年11月、陳さんは四川省龍泉駅女子刑務所に送られた。

 明慧ネットの情報によると、14年前の2010年1月、陳さんと同僚の王紅梅さんは、香港で神韻公演のチケットを購入したという理由で、南充市順慶区公安局の警察に身柄を拘束され、1年以上にわたって留置場に拘束された後、2011年に同区の裁判所から不当な判決を受けた(不当な判決は捜査中)。この件は当時の弁護士らによって、順慶区検察庁が創設した「公演鑑賞罪」と呼ばれていた。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2024/3/3/473845.html)
 
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