山東省の李栄さん、信仰を理由に不当判決
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 【明慧日本2024年3月13日】山東省泰安市在住の法輪功学習者・李栄さん(40代男性)は、法輪功への信仰を堅持していることを理由に2019年当局に連行され、懲役1年の不当判決を言い渡されたことが最近、確認された。法輪功は世界の人々に親しまれる精神修養法であるが、1999年以来、中国共産党によって迫害されている。

 李さんは法を得る前、胃を患っていた。体調も悪く、他にもいくつかの慢性疾患を抱えていたが、法輪功を学び始めてすぐに回復し、喫煙と飲酒も簡単にやめられた。 

 李さんは1999年、法輪功への迫害を命じた中国共産党元国家主席の江沢民に対して、2015年に起こした刑事告訴したため、肥城市(ひじょうし)派出所の警官らは電話で李さんに嫌がらせを続け、刑務所に入れると脅した。李さんは新しい仕事を始めるために2009年に泰安に引っ越したが、肥城警察は依然として信仰を堅持している李さんに嫌がらせをした。

 2019年11月14日、泰安市の龍泉派出所、肥城市の安家村派出所の警官と安家村書記は、李さんを職場の衆城自動化会社で連行し、同僚の目の前で手錠をかけた。その後、泰安市にある李さんの賃貸住宅を家宅捜索した。ついでに警察官はここで待機し、李さんを訪ねてきた他の学習者らも連行しようとしたが失敗に終わった。

 李さんは翌日、肥城市拘置所に連行された。2020年に、肥城市裁判所で李さんに懲役1年の判決を下し、済南刑務所に拘禁していた。

 李さんの拘禁中に父親が亡くなり、母親は重篤な病状と闘っていた。李さんの妻は義母と自分の2人の娘の世話をするために、フルタイムの仕事を辞めてパートタイムの仕事に就いた。家族全員が貧しい生活を送っている。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2024/1/31/471695.html)
 
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