河南省の法輪学習者2人に不当判決
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 【明慧日本2024年3月18日】河南省光山県在住の法輪功学習者・徐玉(義)祥さん(男性)、劉德芝さん(女性)の2人は、法輪功への信念を放棄しないとして2023年、中共当局に連行され、いずれも不当判決を言い渡された。徐さんは懲役1年6カ月を宣告され、鄭州刑務所(新密市にある)に服役している。劉さんは懲役3年6カ月を宣告された後、現在、河南省女子刑務所に拘禁されている。法輪功は世界の人々に親しまれる精神修養法であるが、1999年以来、中国共産党(以下、中共)によって迫害されている。

 事件の経緯

 徐さんは、2023年3月、光山県国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関。以下、国保)の警官らに自分の店舗で連行された。国保の警官らは店に侵入し、店から法輪功の書籍100冊以上と壊れたプリンター数台を押収した。同時に徐さんの妻も連行されたが、保釈金2万元(約41万円)を支払って釈放された。

 新型コロナウイルスの流行により、光山県拘置所は徐さんの入所を拒否したため、徐さんは自宅で監視下に置かれた。警官は徐さんの店先の外に監視カメラを設置して徐さんを監視した。しかし、警官はすぐに徐さんを再び連行し、拘置所に入所させた。

 徐さんは後に、懲役1年6カ月の不当判決と2万元の罰金を言い渡された。 警察は徐さんの妻が支払った保釈金2万元は罰金に充てられると話した。 徐さんの刑期は2024年に終わる予定である。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2024/2/23/473527.html)
 
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