天津市の法輪功学習者・徐鳳玉さんに不当判決
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 【明慧日本2024年3月18日】天津市静海区の法輪功学習者(以下、学習者)・徐鳳玉さんが4年または5年の判決を不当に宣告され、天津女子刑務所に拘禁されたことが最近、判明した。徐さんは2022年8月に不当に連行され、静海留置場に拘束されていた。しかしその判決がいつ下されたのかは不明である。

 徐鳳玉さんは、真・善・忍の信念を持ち、法輪功迫害の実態を公に伝えたとして、中国共産党によって何度も連行された。不当な判決も一度受けている。法輪功は法輪大法とも呼ばれ、心身を健康にする伝統的な修煉法であるが、中国共産党は1997年7月以来、この修煉法を迫害している。

 2006年3月7日の夜、天津市静海県の学習者・徐鳳玉さん、魏同曇さん、任東生さん、翟樹琴さん、程殿栄さんら5人は、蔡公莊村と四当口村で法輪功迫害の実態を伝えていた際に通報された。そして蔡公莊派出所に連行されるところ、徐鳳玉さんと魏同曇さんは捕まらずに逃げていたが、徐さんは国内安全保衛部門(以下、国保)の警官によって道路上で連行され、魏さんは30キロ以上を歩いて自宅に帰ったところ、翌日に自宅に押し入った警官によって連行された。2006年3月8日の朝、静海県公安局と国保の警官らは、5人の自宅を不当に家宅捜索し、その1カ月以上経過した後、5人は逮捕された。天津市公安局長の武長順(2014年7月に失脚したと報じられている)が自ら静海県に出向いて監視・迫害の指揮をとったという。

 2006年6月27日、静海県の裁判所は5人の学習者に対して不当に裁判を行い、うち3人が有罪判決を受けた(任東生さんが5年、程殿榮さんが1年6カ月、徐鳳玉さんが1年6カ月の判決)。

 2014年8月26日、徐さんは再び連行された。報道によれば、徐さんは都風光さんと共に静海県の博覧会で法輪功迫害の真実を伝える資料を配布していたとして、私服警官らに連行された。2人は警官らに手錠をかけられ、地面を引きずられたという。この2人のその後の状況は不明であった。

 報道によれば、連行前の徐鳳玉さんは、長らく一人暮らしをしていたという。徐鳳玉さんの迫害に関する詳細を知る方々が、より多くの情報を公開してくれるよう期待される。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2024/3/1/473778.html)
 
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