2024年1~2月、学習者310人への連行、嫌がらせが判明(二)
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 【明慧日本2024年3月26日】(前文に続く)

 三、60歳以上の学習者56人が連行、嫌がらせをされる

 明慧ネットの統計によると、2024年1月から2月までの間、60歳以上の年配の学習者56人が連行され、嫌がらせを受けたことが判明した。うち80~90歳が9人、70~80歳が27人、60~70歳が20人となっている。 最高齢者は90歳。

年齢 連行 嫌がらせ
80~90 6 3
70~80 19 9
60~70 15 5

1月~2月、不当に連行された60歳以上の年配の学習者の人数統計

名前  省 県区 家宅捜索 年齢
孫景貴 吉林省 長春市 德惠市   90
郭美英 北京市     家宅捜索 84
趙鴻芝 遼寧省 瀋陽市 和平区   84
王富友 黒龍江省 ハルビン 依蘭県 家宅捜索 82
艾鳳芝 山東省 青島市 平度市 家宅捜索 82
王桂霞 遼寧省 錦州市 凌海市   80
付維芹 吉林省 延辺州 延吉市 家宅捜索 78
王鳳芝 吉林省 延辺州 延吉市 家宅捜索 78
朱敬容 重慶市       78
任淑香 吉林省 延辺州 延吉市 家宅捜索 77
劉亜林 重慶市       77
荣樹金 河北省 承德市 隆化県 家宅捜索 75
肖放梅 江西省 萍郷市     74
付貴芹 黒龍江省 ハルビン 依蘭県 家宅捜索 73
楊麗 重慶市     家宅捜索 71
辛林原 寧夏 銀川市     71
丙淑芬 吉林省 延辺州 延吉市 家宅捜索 70
楊凡母親 江西省 鷹潭市   家宅捜索 70
潘さん 吉林省 長春市   家宅捜索 70
李光治 遼寧省 鞍山市 海城市 家宅捜索 70
艾鳳珍 山東省 青島市 平度市 家宅捜索 70
余祥荣 四川省 楽山市   家宅捜索 70
余荣祥 四川省 楽山市   家宅捜索 70
黄克明 湖北省 武漢市     70
姚淑萍 吉林省 延辺州 延吉市 家宅捜索 68
蒋加玉 四川省 徳陽市 旌陽区 家宅捜索 68
肖秋文 江西省 萍郷市     68
尚玉珍 山東省 泰安市     65
李樹蓮 陝西省 延安市     65
王正明 遼寧省 撫順市   家宅捜索 62
斉志銀 天津市   武清区   62
李桂雲 吉林省 延辺州 延吉市 家宅捜索 60
張秀琴 遼寧省 錦州市   家宅捜索 60
謝明光 湖北省 恩施州 利川市 家宅捜索 60
路連義 北京市   平谷区 家宅捜索 60
劉智楊 江西省 南昌市   カバン捜査 60
謝春梅 江西省 南昌市   カバン捜査 60
賀華英 四川省 成都市 都江堰市   60
余樹惠 重慶市       60

1月~2月、嫌がらせを受けた60歳以上の年配の学習者の人数統計

名前  省  市  県区 家宅捜索  年齢
魏少敏 遼寧省 撫順市     82
江婆婆 湖北省 武漢市     80
王永盛 遼寧省 大連市 庄河市   80
朱敬容 重慶市       78
李長海 吉林省 吉林市     77
荣樹金 河北省 承德市 隆化県 家宅捜索 75
馬雄德 寧夏       74
鄧修桂 四川省 遂寧市     74
余学蘭 北京市   豊台区   72
宋会蘭 黒龍江省 佳木斯市     72
杜映芬 四川省 遂寧市     70
楊莉 重慶市   江北区   70
邱翠香 重慶市   沙坪壩区   69
李鳳蘭 甘粛省 銀川市     69
楊桂華 四川省 遂寧市     67
王正明 遼寧省 撫順市 望花区 家宅捜索 62
徐洪芝 山東省 泰安市     60

 迫害の実例

 1、84歳の趙鴻芝さんが不当に連行された

 遼寧省瀋陽市和平区に在住の趙鴻芝さん(84)は2024年1月6日、法輪功の資料を配布するために出かけた。趙さんの息子は午後10時に仕事を終えて帰宅したが、母親の姿が見えなかった。月曜日になって、息子は母親が和平区南湖派出所に拘束されていることを知り、母親との面会を求めたが、「できない」と言われた。

 1月10日夜、検察庁の関係者は趙さんの息子への電話で、「趙鴻芝は造化刑務所に送られた。趙鴻芝は2021年に懲役4年を下されたが、新型コロナ感染症流行中のため執行できなかった。今執行する」と告げた。

 2、北京の郭美英さんが5日間不当拘束される

 2024年1月17日午後3時頃、北京市西城区牛街派出所の警官、私服警官、国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関。以下、国保)の人員ら約10人が、学習者・郭美英さん(84)の自宅に侵入し、「資料配布しているところをビデオカメラで捉えた」という口実で、家宅捜索を行い、郭さんを西城事務所まで連行した。身体検査で、郭さんは健康状態が基準に満たしていないため、「5日間拘束、自宅で執行」と言われた。

 3、迫害され、身の回りのことができなくなった李樹蓮さんが再び連行

 陝西省延安市の学習者・李樹蓮さん(65)は2024年1月3日、延安市公安局および楡林市公安局楡陽支局の警官らにより連行された。警官は衰弱し、立つことも歩くことも身の回りのこともできない李さんを、ベッドから連れ去った。

 延安市衛生学校(現在は職業技術学院)の元講師である李さんは、頸骨過形成、五十肩、関節炎、内分泌疾患などの病気を患っていたが、1996年6月に法輪功を学び始めて、すぐに長年悩んでいた病気が消えた。李さんは法輪功を学んだ後、真・善・忍の原則を厳格に守り、損得に淡泊になり不平を言わず、誠実に努力し、優秀教師に選ばれた。

 2019年12月15日、李さんは警官により連行され、楡林留置場に拘禁された。拷問を受けたことによって、立つことも歩くこともできず、呼吸困難、以前のことを思い出せず、体は極度に衰弱しており、瀕死の状態に陥った。李さんは保釈後も健康状態が悪く、立つことも歩くこともできず、自分の身の回りのことができなくなっている。

 四、15人の学習者が強制的に洗脳班に送られる

 迫害の実例

 1、吉林省延吉市の学習者は洗脳班に送られる

 2024年1月9日午前6時頃、吉林省延吉市の警官らが事前に情報収集した学習者の自宅に行き、リストに従って学習者を連行した。学習者・王鳳芝さん(78歳女性)、姚淑萍さん(68歳女性)、賈凱波さん(40代女性)、任淑香さん(77歳女性)、付貴芹さん(78歳女性)、邴淑芬さん(70代女性)、李桂雲さん(60代女性)などが連行されたことが判明した。

 連行された学習者は救助センターの洗脳班に拘束された。それぞれの部屋に洗脳人員と2人の警官が配置され、署名すれば帰宅できるが、署名しないと判決を下す。現在、これらの学習者はほぼ全員解放されており、家族が代わりに署名している人もいる。

 2、武漢大学を退職した黄克明さんが武昌区洗脳班に連行

 1月11日、武漢大学の元教師で学習者の黄克明さん(70)は、警官により自宅から連行され、武昌区の洗脳班に拘束されたという情報が入った。

 五、警官は学習者から現金6万3.200元を強要

2024年に判明した、警官が家宅捜索の際に不当押収した金額の明細表

名前  省 県区 家宅捜索  不当押収(元)
王秀梅 河北省 邯鄲市 曲周県 家宅捜索 20.000
韓正花 黒龍江省 牡丹江市 海林市   16.000
潘麗萍 河北省 任丘市 任丘市 家宅捜索 11.000
楊巧麗 陝西省 銅川市   家宅捜索 10.000
張蘭欽 河北省 衡水市 深州市   3.000
邱紅 遼寧省 本溪市 新賓県   1.000
孫紹華 遼寧省 本溪市 新賓県   1.000
呉永瓊 四川省 攀枝花市   家宅捜索 750
蒋加玉 四川省 徳陽市 旌陽区 家宅捜索 450
合計         63.200

 迫害の実例

 1、河北省邯鄲市の王秀梅さんが連行され、現金数万元を押収

 2024年2月26日午前7時頃、曲周県公安局および国保の人員らが、学習者・王秀梅さんの自宅に侵入し、王さんを連行し、パソコン2台、プリンター2台、現金数万元、法輪功の書籍などの私有物を押収した。

 2、黒龍江省海林市の学習者数人が連行され、罰金1万5,000元

 2024年1月30日、海林市で多数の学習者が連行され、全員が2日以内に帰宅した。うち、韓正花さんは「保証人を立てて尋問を待つ」という条件付きで保釈されたが、1万5000元の罰金を強要された。韓さんは年金がなく、子供たちからのお金に頼っている。また、警官が家宅捜索を行った時、真相紙幣(法輪功の文言が印刷している紙幣)1,000元を押収した。

 3、河北省滄州市の潘麗萍さんが不当に連行される

 河北省滄州市華北油田の学習者・潘麗萍さん(60代の女性医師)は2024年1月25日、恵州市に住む子供の家に行く途中、仁丘駅で警官により連行され、家宅捜索を受けた。潘さんは4日間不当に拘束され、二度尋問された。警官は潘さんを留置場に送ろうとしたが、身体検査の際に潘さんの血圧は上が198 mmHgに上昇し、下は160 mmHgを超えたため、潘さんは失神した。

 結局、警官は潘さんに保証金1万元を要求し、「保証人を立てて尋問を待つ」という条件付きで、1月28日夜に潘さんを帰宅させた。

 結び:2023年、法輪功迫害に関与した713人が悪報に遭う

 明慧ネット2024年3月8日の報道によると、中共が崩壊する寸前の2023年、疫病、自然災害、国際社会からの孤立、本土国民の抵抗、そして中共内部の「殺し合い」などの様々な現象に見舞われた。中共に従い、法輪功への迫害に参与した人たちも、大量に厳しい悪報を受けている。明慧ネットの不完全な統計によると、2023年に法輪功への迫害に関与した713人が悪報に遭い、その数は近年で最高となったという。

 神はあなたが何をしたかを見ている。法輪功の迫害に関与したことがある、あるいは現在も学習者を迫害している各階層の人々が、神が与えた貴重な機会、そして創世主が人類のために継続してきた選択の機会を大切にし、学習者の話に耳を傾け、中共から離れるよう願っている。

 (完)

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2024/3/13/474166.html)
 
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