陝西省の羅長雲さんは再び不当な判決
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 【明慧日本2024年4月16日】陝西省安康市漢濱区の講師で、法輪功学習者である羅長雲さん(70歳女性)は2023年10月27日、区裁判所に懲役6年、罰金5万元(約100万円)の不当な判決を宣告された。羅さんはすでに控訴した。現在の情報によると、再審の結果は原審維持、羅さんは2024年3月21日に陝西省女子刑務所に送られたという。

 羅さんは法輪功を学んでいるとして何度も身柄を拘束され、拘禁され、労働教養処分を科され、不当な判決を宣告されたことがある。2020年まで計17年近く拘禁された。

 2020年6月、羅さんは解放されたが、年金の支給を停止された。羅さんは善意を持って法輪功の無実や学習者への迫害をやめてほしい内容を書いて人力資源と社会保障局、区政法委員会(治安・司法などを統括する機関)、市公安局などに送った。しかし、関係者は逆に手紙の内容をいわゆる証拠として利用し、羅さんに迫害を加えようとした。

 2022年5月30日、羅さんは再び区国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関)に身柄を拘束され、刑事勾留された。同年6月9日、羅さんへの逮捕状が発布され、羅さんは区留置場に移送された。2023年10月27日、上記の判決を宣告された。

 羅さんのかつて受けた迫害は下記のとおりである。

 8回拘禁され(それぞれ15日間ずつ)、計120日間。2000年2月24日、7月22日、10月11日、2003年6月6日、6月20日、7月2日、2004年3月31日、2016年6月23日。

 3回の労働教養処分、計6年6カ月。2000年10月18日に1年6ヶ月、2004年3月31日から2007年3月30日までの3年間、2007年4月17日から2009年4月16日までの2年間。

 3回の不当な判決、計15年間。2008年6月23日から2013年6月22日までの5年間、2016年6月23日から2020年6月22日までの4年間、罰金1万元(約20万円)、2023年10月27日に懲役6年、罰金5万元。

酷刑演示:打毒针(注射不明药物)

拷問実演:不明の薬物を注射

 羅さんは拘禁されていた期間、さまざまな拷問を受けた。陝西省女子刑務所では灌食され、不明の薬物を注射された結果、目ははっきりと見えず、意識がもうろうとしているという。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2024/4/7/474980.html)
 
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