【明慧日本2024年4月21日】黑龍江大慶市73歳の法輪功学習者・張世平さんは、2023年7月5日に連行され、大慶市留置場に拘留された。最近では、張さんは不当に秘密裏に裁判が行われ、現在は泰来刑務所に拘禁されている。刑務所側は彼の家族に面会を許可していない。
張さんは大慶市大同区高台子鎮の採油八廠家属区に住んでおり、彼の妻・夏顯芳さん(71歳)は四川省出身で、以前、骨過形成や腰椎間板ヘルニアなどの病気に苦しんでいたが、1996年に法輪功を修煉した後、身心ともに健康になった。
1999年の中国共産党の暴政による法輪功への迫害以来、張さん夫婦は迫害され続けている。2000年7月に夏さんは不当に1年間の労働教育を受けた。2002年3月に夫婦が四川の実家で法輪功迫害の実態を話していたとして連行され、夏さんは懲役6年の判決を宣告され、張さんは懲役4年の判決を宣告された。2009年8月5日、夏さんは八廠の三階で法輪功迫害の実態を伝えていたところ、連行され、同時に夫・張さんも連行された。夏さんは4年、張さんは5年の刑を宣告された。
2023年7月5日、張さんは大同区公安分局国保大隊の鄒萬金、高台子鎮中心派出所の張春徳らによって連行された。当時、警官はまず夏さんを連行し、急いで留置場に送ったが、夏さんの健康状態が基準に達していないため、入所しなかったが、家に帰るまでの間に警官は張さんを再び連行し、大慶市留置場に不当に拘留した。
2023年11月まで、油田退管センターが家族に連絡して、給料の支給を停止すると知らせた。家族は張さんが不当に1年2カ月拘禁されることを初めて知ったが、しかし、どの刑務所に送られたのかはわからないでいる。
その後、家族は市長のホットラインに電話をかけてやっと刑務所管理局の電話番号を入手した。この電話を通じて、張さんが大慶市留置場で不当に4カ月間拘禁された後、ハルビン刑務所に移送されたことがわかった。また、この電話をかけた後、警察は家族が張世平のために預けたお金の残額を張さんの娘に返却した。
張さんの娘は警察に父親の状況を尋ね、具体的にどの刑務所に拘禁されているかを尋ねた。しかし、半月後、警察は張さんがハルビン新建刑務所に収監されており、さらに移送される見込みがあると述べた。同時に、家族に3カ月も面会を許可せず、お金を預けることも許可しないという。
後に、新建刑務所は2023年12月25日に張さんを泰来刑務所に移送したことを家族に通知した。その後、家族は何度か泰来刑務所を訪れたが、刑務所側は面会を許可せず、お金の預け入れも許可しないでいる。刑務所側は、刑務所からの通知を受けてから初めて面会できる。通知がなければ、面会できないという。
現在、張さんが刑務所でどのような状況にあるのか、家族は全くわからない。正義と善良な人々の助けを切にお願いする。