公主嶺市の学習者4人 不当判決を受け、拘禁される
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 【明慧日本2024年4月24日】(吉林省=明慧記者)昨年8月、吉林省公主嶺市の法輪功学習者(以下、学習者)・欒徳武さん(57)は公主嶺市裁判所により不当に懲役4年を宣告され、学習者・劉桂傑さん(60)、王麗さん、張千さんは懲役3年の実刑判決を宣告された。2023年11月、欒徳武さんと張千さんは吉林刑務所に、劉桂傑さんと王麗さんは吉林女子刑務所に拘禁された。 現時点では、数人の学習者の状況は不明である。

 法輪功を学びより良い人間になる

 法輪功は法輪大法とも呼ばれ、宇宙の最高の特性である真・善・忍の原則に基づいて人々を指導する佛家修煉法である。シンプルで学びやすい五式の功法によって完備され、学習者は短期間で心身の浄化を達成し、道徳心の向上もでき、悪い習慣を取り除き、他人のことを先に考え、より良い人間になることができる。

 欒徳武さんは法輪功を学ぶ前、足の痛みと胃の病気に悩まされ、喫煙、飲酒、麻雀をしていた。 1998年、法輪功を学び始め、足の痛みと胃の病気が治り、喫煙、飲酒、麻雀の習慣もやめた。 欒徳武さんは人々に法輪大法の良さを伝えたとして、二度連行され、懲役4年の実刑判決を宣告され、吉林刑務所で迫害された。

 劉桂傑さんは気が強い性格の人だった。以前、娘が同級生に殴られたので、劉桂傑さんは学校に行って教室に入り、その同級生に手を出そうとした。幸いにも先生に止められた。法輪功を学んだ後、劉桂傑さんは道徳心が大幅に向上し、他人に対して寛容になり、どんな状況であっても真・善・忍を守り、良い人間になるようよく娘に教えている。

 劉桂傑さんの家は労働作業用品販売店を経営しており、隣人は車の修理部門を営んでいる。 駐車場の問題に関して、劉桂傑さんが率先して近所の人たちに、店の前ならどこにでも駐車できると伝えた。時々、修理車両が労販売店の入り口を塞ぐことがあるが、劉桂傑さんは気にしない。かつて、修理が必要な大型車が、劉桂傑さんの家の二階にある看板を壊してしまい、劉桂傑さんは、車の所有者や隣人にもこのことを話さなかった。

 2020年の疫病が流行していた初期にはマスクの価格が高騰し、供給が不足し、多くの店が高値で販売していた。劉桂傑さんの店もマスクを販売していたが、元の価格で販売し続け、一部のマスクを見知らぬ人に無料で提供することさえあった。

 罪のない4人が連行され、拘禁される

 2023年2月6日、欒徳武さん、劉桂傑さん、張千さん、王麗さんは、運転中に公主嶺市双龍鎮派出所の警官に連行され、公主嶺市留置場で13日間拘束された。劉桂傑さんは高電圧220 mmHg、不整脈などのため公主嶺中央病院に運ばれ、張千さんも6日間断食して、激痩せ衰弱していたため病院に送られた。

 2023年2月19日に不当拘留期間が終了し、留置場は家族に翌朝8時30分に迎えに来るように告げた。しかし、2月20日早朝、公主嶺市双龍派出所の警官らがパトカーで留置場に到着し、欒徳武さんと王麗さんを連れ出した。続いて公主嶺市国文病院に行き、入院していた張千さんと劉桂傑さんを乗せ、その日の夜、4人の学習者は九台留置場に拘禁された。警官は家族に何も伝えなかった。

 2023年4月、4人に対する逮捕状が発付された。

 劉桂傑さんは拘禁中、何度も高血圧などの症状が現れ、命の危険に晒されたため、家族は釈放を求めたが、留置場に拒否された。 2023年5月、家族は劉桂傑さんの体調を心配し、弁護士を雇った。面会の当日、家族は弁護士から、「国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関。以下、国保)により、『三世代にわたって法輪功を学ばない証明書』の提出を要求された」と電話を受けた。結局、公主嶺市公安局国保からの圧力により、面会は中止となった。

 2023年7月10日、公主嶺市裁判所で4人の学習者に対する裁判が行われ、8月25日、欒徳武さんは懲役4年、劉桂傑さん、王麗さん、張千さんは懲役3年の実刑判決を宣告された。

 2023年11月、欒徳武さんと張千さんは吉林刑務所に、劉桂傑さんと王麗さんは吉林女子刑務所に拘禁された。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2024/4/18/475323.html)
 
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