【明慧日本2024年5月2日】スペインの法輪功学習者(以下、学習者)は4月26日、マドリードに駐在する中国大使館前で平和的な活動を行い、中国共産党(中共)に法輪功への迫害停止を求めた。今回の活動は、1万人以上の学習者による「4.25平和陳情」の25周年記念でもあった。
中国大使館前で平和陳情を記念する活動を行うスペインの学習者 |
法輪功迫害の実態を理解し、署名して学習者を支持する通行人 |
4.25を記念して 中国大使館前で平和陳情
午前9時半から午後2時まで、学習者は中国大使館前で「法輪大法は素晴らしい」、「世界は真・善・忍を必要としている」、「生きた学習者からの臓器収奪を停止せよ」などの中国語とスペイン語の横断幕を掲げた。活動では、中共による学習者への拷問や臓器収奪の停止に関する中国語とスペイン語の写真と説明も展示された。
活動で人権弁護士のカルロス氏は、「迫害は四半世紀前から25年間続いていますが、中国本土の学習者は今も拘禁され迫害されており、生きたまま臓器を摘出された学習者もいます。この状況下で、すべての人々が立ち上がって、心優しい人たちに中共による学習者への残酷な迫害を共に制止するよう呼びかけるべきです」と述べた。
学習者のマーティンさんはスピーチの中で、次のように語った。「人間は永遠に天を征服することはできない、ましてや神佛をコントロールすることはできません。歴史的に見て、正義を迫害した者たちは成功できなかっただけでなく、際限のない罪を引き起こしました。加害者らは、今も無限の地獄でその罪を返済しているのです」
同時に、学習者は拡声器で中国大使館職員に向かって勧告した。「特に、あなたたちの将来の運命に関わるこの生死の瞬間、脱党するか中共とともに滅びるかは、あなたたちの人生で最後の大きな選択になります。真実を拒まず、悪を助長せず、銃を1センチでも上げることは、学習者を善の心で接するだけでなく、自分自身に救いの道を残すことでもあります。『法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい』を忘れないでください」
スペインの人々 中共による法輪功迫害を非難
フランス人のビセンテ・モリーノさん |
活動の当日、中国大使館の前を通りかかったフランス人のビセンテ・モリーノさんは、「人々が信仰のために今も迫害されているのは恥ずべきことです。全世界の人が中国本土で今も続いている迫害の事実を知るべきです。中共による学習者からの臓器収奪は犯罪であり、国際社会は迫害を止めるために行動を起こさなければなりません」と言った。
ルイス・カスティーリャさん |
ルイス・カスティーリャさんは資料や横断幕の前で長時間立ち止まり、資料を読んだり、写真を撮ったりした。「学習者は中共体制内の犯罪、信仰の自由の抑圧、人権侵害、生きている人間からの臓器収奪の残虐行為を暴露しました。あなたの活動は正義で崇高です」と、迫害停止を求める請願書に署名し、家族や友人にも伝えると言った。
クリスティーナ・ゴメズさん |
大使館の前を通るクリスティーナ・ゴメズさんは中共による臓器狩りについて、「これは全世界と欧州にとって恥ずべきことです。共産主義の中国社会では人権よりも利益が重要のようです。あなた達が恐れることなく悪を暴露したことは素晴らしいと思います」と言い、請願書に署名した後、親戚や友人に読ませるために数部の資料を持ち帰った。
アスンシオンさん |
アスンシオンさんは、中共による法輪功への迫害と生きている学習者からの臓器収奪を知り、すぐに請願書に署名した。「あなた達の活動は素晴らしく、とても尊敬します。臓器狩りは前例のない虐殺であり、止めなければなりません。私たちの署名があなた達のお役に立てれば幸いです」と言った。