遼寧省の劉玉蘭さんは、2カ月以上不当拘禁
【明慧日本2024年5月6日】遼寧省錦州市在住の法輪功学習者・劉玉蘭さん(76歳女性)は、法輪功を学んだとの理由で、2024年1月18日、中共当局に連行された。以来、錦州市拘置所に拘禁されている。法輪功は世界の人々に親しまれる精神修養法であるが、1999年以来、中国共産党(以下、中共)によって迫害されている。
事件の経緯
2023年10月のある日、劉さんと別の学習者・秦書海さん(58歳男性)は、法輪功迫害の事実に関する資料を配布するために近くの村に行った際、学習者はその村の書記に遭遇したが、書記は学習者を村の住人であると認識せずに呼び止めた。書記は学習者に誰を訪ねているのか尋ね、学習者の三輪車を捜査した。書記は4箱の資料を押収したあと、警察に通報した。
2024年1月18日午後4時ごろ、2人は住宅地で10人以上の警官に連行された。
劉さんは 1996 年に法輪功を学び始め、心臓病や他の多くの病気はすぐに治った。26年前、劉さんが50代だったとき、夫が突然亡くなった。数年後の2012年の冬、当時33歳だった劉さんの息子は交通事故で亡くなった。劉さんは保険会社から合計20万元以上の賠償金などをもらったが、劉さんは全額を受け取らず、すべて息子の嫁に分け与えた。実生活の中で、劉さんは法輪功の教え、真・善・忍に基づいて実践し、同僚や親戚からは高い評価を受けていた。