蘭州の楊学貴さんを再び不当連行
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 【明慧日本2024年5月6日】甘粛省蘭州市在住の法輪功学習者・楊学貴さん(60歳男性)は、法輪功を学んだとの理由で、今年3月4日、安寧区(あんねい-く)、城関区(じょうかん-く)公安局の警官らに連行された。法輪功は世界の人々に親しまれる精神修養法であるが、1999年以来、中国共産党によって迫害されている。

 2023年3月4日午後4時ごろ、楊さんが自宅から出るとすぐに、外で待っていた警官のグループに取り押さえられた。警官らは午後9時まで楊さんの自宅を捜索した。そして楊さんを地元の拘置所に連行した。

 楊さんの母親(80代)は最近、安寧区公安局に出向き、楊さんの事件について尋ねたが、断られた。

 楊さんは蘭州第二人民医院総務部の幹部で、通信兵として戦場で活動し銃弾にさらされた。1995 年、楊さんは奇妙な病気にかかり、まるでひどい風邪をひいたように全身が衰弱し、夏には綿のズボンを履かなければならず、寝たきり状態になってしまった。楊さんは、1996年に法輪功を学び始めた。楊さんは法輪功を学んだことで健康状態が大幅に改善し、喫煙と飲酒も止められるようになったと信じている。

 以前、2002年8月下旬、楊さんは七里河裁判所に懲役8年の不当判決を言い渡された。刑務所に拘禁されていた間、楊さんは頻繁な殴打、言葉の暴力、凍えさせる、灌食、独房監禁などの残酷な被害を受けた。2009年9月11日に釈放された。

 楊さんは2016年9月14日、高架近くに法輪功に関する情報を記した横断幕を掲げていたところ、再び連行された。

  楊さんは2018年2月2日、城関裁判所で懲役5年の不当判決を宣告されていたが、2021年9月14日に蘭州刑務所から釈放された。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2024/3/20/474383.html)
 
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