【明慧日本2024年5月15日】武漢市の法輪功学習者・熊麗華さん(47歳女性)は礄口区体育館小学校の教師である。今年1月に法輪功の無実を伝えたとして、教育委員会、政法委員会(治安・司法などを統括する機関)、学校の関係者らに嫌がらせを受け続け、学校で洗脳迫害を受けている。
2024年1月13日午前、熊さんはバス停で法輪功の無実を伝えていた時、横に立っていた中国共産党員によって法輪功への誹謗中傷を信じる女性に通報された。
1月17日、宝豊派出所の警官2人と礄口国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関)の男女5人は熊さんの職場と自宅に押し入った。法輪功の関連書籍、パソコン、USBメモリー5つ、スピーカーを押収した上、熊さんを15日間拘束した。
2月1日、熊さんが出所した時、戸籍所在地の長豊派出所と洗脳班の関係者に身柄を拘束されそうになったが、熊さんと家族の強い抵抗に遭い、実行できなかった。
2月の学校の休みが終わると、学校は熊さんに始末書を書かせた。教育委員会と政法委員会は熊さんに協力しないと、解雇すると脅かした。それでも熊さんの協力を得られなかったため、学校側は1カ月間、洗脳班を設置することを求めた。
3月25日から、礄口区関愛学校の数人が、毎日2人交代で熊さんにいわゆる(転向させるための)「授業」をする形で迫害を加えた。授業は丸1日、もしくは半日かかった。熊さんは授業内容を聞き入れないため「宿題」を書かされたが、これをきっかけに法輪功の素晴らしさと無実の内容を書いた。
このようにして1カ月経ったが、学校側は洗脳効果が良くないと判断した。教育委員会は熊さんに5月も続けて授業を受けさせ、その期間、私用として仕事を休むこと(給与が支給されない)を命じた。洗脳班は熊さんに5月と6月の「勉強」が合格しなかったら、夏休みに洗脳班に連行すると脅かした。
(編集責任者:林 一平)