トロントで盛大な祝賀行事を開催し法輪大法デーを迎える（一）

 

——政府要人が参列して支持を表明

　【明慧日本2024年5月18日】（明慧トロント記者センターの報道）2024年5月11日、カナダ・トロントの法輪功学習者（以下、学習者）は、法輪大法が世界に伝えだされて32周年を記念して、市庁舎広場で終日活動を行った。

　朝、学習者たちは広場で煉功を行った。穏やかな煉功音楽とゆったりとした動作が、観光客たちを引きつけ、長い間その場に留まって見たり写真を撮ったりしていた。広場には多くの人がいたので騒がしく落ち着かない場所であったにもかかわらず、観光客は、静寂、平和、そして美しさを感じたと語った。

　続いて、学習者たちは華やかで多彩な芸術の上演を行った。詩歌、ダンス、音楽の上演は、広場に集まった観客たちに、学習者たちの純粋さと優しさを伝えた。そして、観客たちは盛大な拍手喝采を送った。

　さらに、カナダの政治家や著名人も駆けつけて支援した。登壇した政治家や著名人たちは、法輪功への敬意と称賛の言葉を述べた。

　最後に、学習者たちは整然と行進し、市中心部の主要な街区をパレードした。活動中に、多くの中華系住民が法輪功が海外で盛んに広まっている様子を目の当たりにし、その場で中国共産党（以下、中共）を脱退することを表明した。

ビデオメッセージ：法輪大法デーを迎え、トロントの学習者は市庁舎広場で師尊の誕生日を祝賀

法輪大法デーを迎え市庁舎広場で盛大な活動を行い、法輪大法が世界に広まって32周年を祝うトロントの学習者

朝早く市庁舎広場に集まって煉功した学習者。観光客たちは広場にはたくさんの人がいるにもかかわらず静けさ・平和そして美しさを感じたと語った

詩歌・踊り・音楽の演奏が広場の観客たちに学習者の純粋さや善意を感じさせ大きな拍手を浴びた学習者

　前上院議員「法輪功学習者は私の英雄です」

　カナダの元上院議員・コンシリオ・ディ・ニノ氏は、スピーチで、学習者への敬意と中共への非難を表明した。ニノ氏は、「中共は国内で不道徳な犯罪行為を行っています。世界中で民間人の迫害は許されない行為です。しかし、中国では、依然として迫害が存在しています。中共は、この非人道的な迫害を隠蔽し、否認しようとしていますが、みなさんは目撃者であり、被害者です。法輪功学習者のみなさんは私の英雄です。みなさんは中共が引き起こしている恐怖に立ち向かう勇気を持っています。信仰のためにみなさんが行ったことに感謝します。

　発表後、ニノ氏はさらにメディアのインタビューに応じた。ニノ氏は、法輪功が伝え出されたことは世界中の人々に直接的または間接的に利益をもたらしている、ということを語った。ニノ氏は「私は、法輪功学習者のみなさんが信仰しているものは、人類の基本的な原則であると考えています。これらの原則は、学習者のみなさんだけでなく、地域社会全体、さらにはすべての人々に利益をもたらします。法輪功は人々を善良にします。そのため、世界中に広まっているのです」と語った。

　最後に、ニノ氏は中共による法輪功学習者への迫害を止めるよう世界中の人々に呼びかけた。ニノ氏は「中共は長年に渡って法輪功学習者に対して残忍な迫害を行ってきました。私はここで強く訴えたい。時代や場所に関わらず、誰もこのような非人道的な扱いを受けるべきではありません。中共による法輪功学習者への迫害は、中国一国だけの問題ではなく、全世界で解決すべき問題です。その邪悪な迫害は非道徳的で、人としての尊厳を冒涜する行為であり、許されるものではありません」と語った。

登壇してスピーチを行うカナダの元上院議員・ディ・ニノ氏。ディ・ニノ氏は心の中で学習者を英雄として認識している

　カナダの元国会議員「中国で法輪大法デーが祝われることを願います」

　元カナダ国会議員ウラディスラウ・リゾン氏は、祝日を祝う一方で、中国で中共によって迫害されている学習者への関心を忘れないよう呼びかけた。ウラディスラウ・リゾン氏は、「カナダおよび世界中の法輪功学習者は、法輪大法が世界に広まって32周年を迎えることを祝うことができますが、中国で起きている出来事を決して忘れてはいけません。中共は法輪功学習者を迫害し、監禁し、洗脳し、労働教養に従事させ、さらに人々が法輪功を修煉するのを阻止しています。しかし、法輪功は人々に真・善・忍の原則に従ってより良い人間になることを教え、それは国家の安定と人々の心の安定をもたらすことができます」と語った。

　続いて、リゾン氏は共産主義を拒絶する態度で「ポーランドでは、私は共産主義体制下で生まれ、育ち、学びました。父が幼い頃、ポーランドはまだ共産主義国家ではありませんでした。ポーランドが共産主義体制の支配を受けた後、父はよく『この政権は異常で、いずれ解体されるでしょう』と言っていました。予想通り、ポーランドは変化を迎え、二度と共産党に支配されることはあり得ないでしょう」と語った。

　リゾン氏はまた、中国も中共が解体される日が来ることを期待している、ということを語った。リゾン氏は「中国を変えるために、私たちは共に努力すべきです。法輪功への迫害を止めるために、邪悪な中共を解体しましょう。勝利は目前です。その時が来れば、中国は世界と共に法輪大法デーを祝うことができます。」と語った。

近い将来に中国が世界と共に法輪大法デーを祝うことを期待していると発言したカナダの元国会議員のウラディスラウ・リゾン氏

　国際出版会社の最高経営責任者「中共の国境を越えた覇権主義的な圧力が世界に拡大しています」

　国際出版会社の最高経営責任者・ディーン・バクセンデール氏は「私は出版社の経営者です。私の仕事を通して、私は中共が賄賂や不正な利益供与などの腐敗行為を通じてカナダの政治体制と機関に浸透していく様子を目の当たりにしました。私の会社が出版する文章は、中共による人民への弾圧と海外への浸透についても告発しています。中共による人々への迫害は、中国国内だけに留まらず、世界中に拡大しています」と語った。

　続いて、バクセンデール氏は「今週、カナダは外国代理人登録法案（訳注：外国政府や企業のために活動する個人や団体を登録することを義務付ける法案）を提出しました。この法律は、カナダ国内において人権を侵害したり、言論の自由を弾圧したりする外国政府や企業による脅威に直面しているすべての人々を保護することを目的としています」と語った。

　バクセンデール氏はまた、学習者の努力や成果を認めた。バクセンデール氏は「法輪功学習者のみなさんも、同修たちが安全に暮らせる環境を勝ち取るために、陰ながら多くの努力をされていることを私は知っています。みなさんと一緒にいられることを、私は誇りに思います」と語った。

祝賀行事でのスピーチの中で中共による人々への迫害は中国国内にとどまらず世界各国にまで及んでいると語る国際出版会社の最高経営責任者・ディーン・バクセンデール氏

　民主中国陣線グローバル副主席「みなさんは素晴らしい人たちです」

　民主中国陣線グローバル副主席・盛雪氏は、スピーチの中で、学習者が経験してきた苦難を振り返り「法輪功学習者のみなさんは、これまで25年間にわたって迫害を受けてきました。法輪功学習者のみなさんが受けている迫害は、歴史上のすべての人々が受けてきた苦難や迫害とは異なるものです。中共政権は、歴史上いかなる政権や邪悪な勢力よりも邪悪であり、狡猾であり、人間性を欠いています。ですから、法輪功学習者のみなさんは、人類の歴史上、最も堅強で、最も強い意志を持ち、自身の信仰理念を貫き、最大の犠牲を払った集団です」と語った。

学習者を人類の歴史上の星であり素晴らしい人々であると考えている民主中国陣線グローバル副主席・盛雪氏

　暗闇の中で光明を伝えることが世界全体の責任だと、盛雪氏は考えている。盛雪氏は「闇は必ず消えます。歴史上の暗黒の邪悪な勢力が消えていったように、すべて消えていきます。中共の圧政も同じです。疑いの余地なく、必ず終わりを迎え、必ず過去のものとなります」と語った。

　最後に、盛雪氏は学習者に対して「皆さんこそ、人類史における一粒の星であり、歴史に名を残し、後世に語り継がれる、偉大な存在です」と高い評価を与えた。