山東省の高秀花さんに懲役1年6カ月の不当判決
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 明慧日本2024年5月19日】山東省青島市在住の法輪功学習者・高秀花さん(70代女性)は3月22日、法輪功への信仰を堅持したとして、黄島区裁判所に懲役1年6カ月の不当判決を言い渡された。法輪功は世界の人々に親しまれる精神修養法であるが、1999年以来、中国共産党によって迫害されている。

 高さんは2023年9月下旬、法輪功迫害に関する資料を配布した疑いで通報され、霊山衞派出所の警官による家宅捜索を受け、連行された。警官は高さんの法輪功の書籍と500元の真相紙幣(訳註:法輪功に関する文言を印字した紙幣)を押収した。高さんはその夜に保釈された。

 2024年3月14日午後8時、霊山衞派出所の警官3人が高さん宅を訪れた。派出所で書類を作成する必要があるとのことだったので、高さんは同行した。しかし派出所の警官は、高さんが黄島区裁判所に起訴されていると告げ、その場で高さんを拘留した。

 3月15日、警官は高さんを青島市拘置所に連行した。しかし高さんが身体検査の基準を満たしておらず、派出所に戻された。午後に警官は高さんを海市病院に移送し、3月17日午前に再度身体検査を行った後、派出所に連れ戻した。

 3月18日、高さんは同じ病院に運ばれ、数時間後に再び派出所に運ばれたが、その夜に派出所で意識を失い、黄島開発区病院に救急搬送された。複数の身体検査の結果、高さんは肺結核(片方の肺しか機能していない)、心臓病、高血圧、その他の疾患を患っていると判明した。

 3月19日朝、高さんの健康状態は悪かったが、警官は高さんを青島市拘置所に入所させた。

 3月22日、黄島区裁判所は拘置所で高さんの裁判を行った。高さんの弁護士は高さんの無罪を弁護したが、裁判官は高さんに懲役1年6カ月の不当判決を下した。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2024/4/12/475143.html)
 
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