遼寧省の趙秀麗さん 懲役4年6カ月の不当判決
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 【明慧日本2024年5月20日】遼寧省瀋陽市在住の法輪功学習者・趙秀麗さん(57歳女性)は2022年10月、法輪功への信念を堅持したとして当局に連行された。そして最近になって、懲役4年6カ月の不当判決を宣告されていたと判明(詳細は確認中)。法輪功は世界の人々に親しまれる精神修養法であるが、1999年以来、中国共産党によって迫害されている。

 2022年10月17日午後6時頃、趙さんは経営する仕立て屋から城東湖派出所の警官らに連行された。連行直前に、5人の警官が1時間かけて家宅捜索を行った。警官らは、法輪功資料を配布する際に趙さんが着ていた服と靴を発見し、監視カメラに写っていたものだと主張した。そして趙さんの法輪功の書籍、パソコン、プリンターを押収した。

 当時、地元の拘置所は14日間の隔離や新型コロナウイルス感染症検査を受けていない者を受け入れていなかった。このため、警察は趙さんを派出所に14日間拘束した(ただし法律により容疑者を派出所に拘留できるのは最長で24時間)。その14日間、警官は趙さんに毎朝、新型コロナウイルス検査を受けさせた。警官は夫に毎日食料を届けるようにと告げていたが、趙さんは恣意的な拘留に抗議してハンガーストライキを行った。

 警察は、趙さんの夫に数日以内に趙さんを釈放すると嘘をついていた。というのも14日間の隔離が終了した2022年10月31日に趙さんを地元の拘置所に移送している(詳細は未だ不明)。

 過去の迫害

 趙さんは、1996年4月に法輪功を始めた。6カ月も経たないうちに、胃病やリウマチ、痔、乾癬、乳腺症、虫垂炎、片頭痛など、多くの病気が消えた。趙さんは夫と離婚することもやめ、姑との関係も改善した。

 法輪功への迫害が始まって以来、趙さんは法輪功の信念を守ったとして、当局に3回の不当判決を言い渡された。

 1回目では、2000年12月31日に当局に連行され、懲役2年間の強制労働を言い渡された。瀋新強制労働教養所と龍山強制労働教養所で拘禁中、趙さんは有毒製品の製造を強制され、時には真夜中まで働くこともあった。

 2回目は、1999年に法輪功への迫害を開始した故・江沢民元国家主席に対して趙さんが2015年に刑事告発を行ったため、趙さんは警察にだまされて派出所に行った2016年8月11日、瀋陽拘置所に連行された。

 和平地方裁判所は、2018年1月23日に趙さんの裁判を行った。裁判官は趙さんに懲役2年の不当判決を言い渡し(同年7月19日)、(2016年8月11日から拘禁されていたたため)3週間後の8月10日に趙さんは瀋陽市拘置所から釈放された。

 3回目としては2022年10月に当局に連行され、懲役4年6カ月の不当判決を宣告された(詳細は確認中)。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2024/4/12/475144.html)
 
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