【明慧日本2024年5月25日】湖北省安陸市の法輪功学習者(以下、学習者)・孔久紅さんは、5月7日に安陸裁判所により不当に懲役7年の判決を宣告された。これに先立ち、4月17日の裁判では、安陸裁判所は4人の学習者・呉秀芳さん(73歳)、毛翠英さん、徐桂雲さん、施礼英さん(女性、70歳前後)にそれぞれ不当に懲役7カ月の判決を下し、一人当たり3000元の罰金を科した。
法廷審理の当日、孔さんに対する判決は下されなかった。安陸の検察官・侯娟と裁判官・楊耀龍は、孔さんに有罪を認めるようと脅迫し、さもなければ7年以上の刑を科すと言った。孔さんは毅然として自らを弁護し、安陸610弁公室と国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関。以下、国保)による長松洗脳班での非人道的な迫害を法廷で暴露した。孔さんは断食で抗議したため、610弁公室と国保により雲夢留置場と漢川精神病院に送られ、さらに迫害を受けた。法廷では、孔さんは「正常な人を精神病院に送って迫害することは、私の心身に巨大な打撃を与えるものです。法輪功を修煉して良い人間になることは無罪です。憲法は信仰の自由を規定しており、私が所有する法輪功の書籍や資料、コンピューターやプリンターは私の私有財産です」と弁護した。
孔さんの家族は数カ月間、孔さんに会うことができず、今回の法廷でようやく会えた時には、彼女が不当判決に直面している状況だった。孔さんの姉は悲しみの中、人々に訴えた。「私の妹は法輪功を修煉してから健康になり、家庭も和やかになりました。妹は息子を立派に育て上げ、周りの人々からも羨ましく思われる存在でした。妹は数年間、麻痺した義父母を自宅に引き取り、身の回りのことや、食事の世話をし、義父母は幸せな晩年を過ごしました。妹は孝感水泥工場の家族区で認められた親孝行な良い嫁でした」
こんなに善良な人が拘禁されることになるなんて家族は理解できず、控訴を提出した。弁護士と家族は裁判官の楊耀龍に対して、中国で法輪功はずっと合法であり、法律で禁止されていないこと、法輪功学習者に対する判決はすべて違法であることを説明したが、楊耀龍は「それなら、訴訟を起こせばいい」と暴力団のような態度で言った。
徐桂雲さん、毛翠英さん、施莉英さんは、2023年9月、国保の警官と派出所の警官によって洗脳班に連行され、迫害を受けた。同年9月19日の午前11時過ぎ、安陸市公安局国保と府城派出所の一団が徐桂雲さんの家に押し入り、料理をしていた徐桂雲を連行した。呉秀芳さん(73歳)と孔久紅さんは10月24日に国保の警官に連行され、洗脳班に拘束されて迫害を受けた。今年4月17日、安陸市裁判所は孔さん、毛さん、徐さんなどの学習者に対して不当に裁判を行った
(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)