山東省莱州市の法輪功学習者7人に不当判決
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 【明慧日本2024年5月27日】山東省煙台市莱州裁判所は5月20日、弁護士を通じて書面の形式で莱州市の7人の法輪功学習者・林洪傑さん、謝慶財さん、滕琴華さん、方瑞芹さん、高日軍さん、憑国萍さん、潘召華さんなどに対して不当な判決書を送付した。

 林洪傑さんは不当に懲役8年を宣告され、罰金4万元(約20万円)を科された。謝慶財さんは懲役5年と罰金2万元(約40万円)を科された。滕琴華さん、方瑞芹さん、高日軍さんはそれぞれ懲役3年と罰金1万元を科された。憑国萍さんは懲役3年執行猶予4年と罰金1万元を科された。潘召華さんは懲役1年6カ月と罰金5千元(約10万円)を科された。

 連行と不当起訴

 2023年5月8日午後、莱州市の警察と「610弁公室」の約30~40人が、10台以上の警察車両に乗って林洪杰さん(または林宏杰さん)、謝慶財さん(または謝慶才さん)、滕琴華さん(または滕芹花さん)、方瑞芹さん、修国芝さんの学法グループの資料拠点を包囲し、彼らを派出所に連行して記録を取らせた。林洪杰さんのコンピュータ、プリンター、消耗品、真相資料、大法書籍などの私物が没収された。その日のうちに、謝慶財さん、滕琴華さん、方瑞芹さん、修国芝さんは解放されて帰宅したが、林洪杰さんは拘束された。

 2023年5月10日、林さんは再び洗脳班に拘禁されて迫害された。同年5月19日になってようやく帰宅できた。

 同年8月末、莱州市検察院から電話があり、林さんが莱州市公安局によって莱州市検察院に書類が提出されたことを伝えられた。同年9月1日、莱州市検察院は再び謝さん、滕さんに電話をかけ、9月4日に検察院に来て記録を取るように要求した。

 同年11月中旬には、林さん、謝さん、滕さん、方さんおよび他の3人の法輪功学習者・高日軍さん、憑国萍さん、潘召華さんが莱州市検察院によって様々な罪名で不当に莱州市裁判所に起訴されたことが判明した。

 不当裁判

 2023年11月29日、林さん、謝さん、滕さん、方さん、高さん、憑さん、潘さんが莱州市裁判所で不当に裁判が開廷された。裁判所は学習者一人ひとりに地元の弁護士を割り当て、真相を知らない弁護士らは、学習者に対して法廷で罪を認めるよう扇動した。

 法廷では、一部の学習者が国家の法律に基づき、理論的かつ根拠を示して法輪功の修煉は無罪であると口述で答弁し、他の学習者は法律に基づいて書面で法輪功の信仰は無罪であると答弁した。その過程で、出席者全員が学習者の説明を静かに聞いていた。

 今年5月15日、莱州市裁判所は再び7人の学習者に対して裁判を開廷したが、林さんと潘さんには通知されなかった。開廷時、学習者たちは発言権を剥奪され、違法な裁判はあっという間に終了した。

 5月20日、莱州市裁判所は弁護士を通じて7人の学習者に対して不当な判決書を書面で送達した。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2024/5/24/477951.html)
 
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