【明慧日本2024年6月3日】ブルガリアのスターラ・ザゴラ、ヤンボル、ブルガスの法輪功学習者(以下、学習者)は5月11日、ブルガス市中心のボゴリディ大通りで「世界法輪大法デー」を祝った。また、午後4時から7時にかけてロシアからの学習者と共に、中国共産党による法輪功への迫害の実態を伝える活動も行なった。
ブルガスは黒海沿岸南部に位置する風光明媚な都市である。春の陽気に包まれたこの土曜日、多くの市民や観光客が訪れていた。学習者は人々に法輪大法について紹介し、法輪功が学習者にもたらす恩恵について伝え、資料を配ったり、横断幕を掲げたり、様々なパフォーマンスを行ってこの日を祝った。
「世界法輪大法デー」の祝賀活動を行う学習者たち |
法輪功迫害の実態を聞いている通行人 |
学習者たちは法輪功の第4式の功法を披露した。穏やかで和やかな音楽が多くの人々を引きつけた。人々は、ブルガスのどこで功法を学べるか、煉功点の情報などを尋ねた。
「世界法輪大法デー」は学習者にとって特別な日である。この日は李洪志先生が1992年に初めて法輪大法を公に伝えた日であり、李洪志先生の誕生日でもある。ブルガリアの学習者を含む多くの学習者は、この機会に師父への感謝の意を表した。
ブルガス出身の学習者ケラチカ・パラスコワさんは、このイベントの主な主催者でもある。彼女はこの日のために海外の友人から特別に取り寄せた金色の服を着ていた。
功法を実演する学習者のケラチカ・パラスコワさん(左) |
ケラチカ・パラスコワさん(右)は2017年にも伝統的な服を着用し、NYパレードに参加している |
ケラチカさんにとって、法輪大法は人生の目的を見つける助けとなったという。「私にとって、法輪大法を学ぶことは人生で最も重要なことです。この功法は私の生活、健康状態、そして思考を完全に変えました。実際、私がこれまで人生で学んだり、してきたことはすべて法輪大法を学ぶための準備だったのです」と話した。
学習者たちは、祝賀活動の中で中国の腰太鼓を披露した。パリで他の学習者が演じるのを見て、ケラチカさんも学びたいと思ったという。今、彼女はビデオを見ながらダンスと太鼓の演奏を学んでおり、難しいながらも一生懸命に取り組んで、自分の故郷で法輪大法の素晴らしさを伝えたいと願っている。彼女は「私は師父の教えに従い、執着を取り除き、道徳を高め、真・善・忍に従って生きるよう努力しています。だから、太鼓の強大な音はすべての空間と私の家を浄化できるのです」
「法輪大法の修煉を始める前は、思考の論理と心が分離しており、両者の間には何かが欠けていました。私は以前は土木技師で、子どもたちにダンスの指導もしていました。法輪大法の修煉を始めてからは、心と論理が一つに融合しました」と話した。
この特別な日に、ケラチカさんは師父への感謝の意を表し、法輪功の修煉を続けていく決意を述べた。
ケラチカさんは「15年前に修煉を始めたときの心境を最後まで保ち続け、真の家に帰りたいと思います」と話した。
イベンのト中では、通行人に法輪大法を紹介するだけでなく、中国共産党(以下、中共)による法輪功への迫害についても伝えた。中共が使用する手段は極めて残酷で、多くの学習者が中共の臓器狩りの「臓器庫」の提供者として利用されている。
彼らは2つの請願書の署名を募った。1つは中共の人権侵害と法輪功への迫害を非難するもので、もう1つはブルガリア政府に対して、自国の市民や機関が中共の「生体臓器狩り」に関与しないことを確保するよう呼びかけるものである。
通りかかった人は横断幕の内容を通じて学習者の訴えを理解し、多くの人が2つの請願書に署名した。
なた、イヴェリナさんは娘がアジアで生活する予定であることを明かし、娘に法輪功および中国での迫害について伝えるために、もっと詳しく知りたいと言った。
イヴェリナさん |