河北省の路剛さんに更に懲役5年の不当判決
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 【明慧日本2024年6月23日】河北省巨鹿県(きょろくけん)在住の法輪功学習者・路剛さん(36歳男性)は、法輪功への信仰を堅持するため、2023年7月20日、当局に不当連行された後、巨鹿県拘置所に拘禁された。2024年6月14日、家族は路さんが当局から懲役5年の不当判決を言い渡され、唐山の冀東刑務所に送られると電話で知らされた。全過程を通じて、家族はいかなる法的手続きも受けなかった。法輪功は世界の人々に親しまれる精神修養法であるが、1999年以来、中国共産党によって迫害されている。

 事件の経緯

 2022年のある日、路さんは地元の裁判所が給料の入金時に指定した銀行カードを凍結したという通知を受けた。そこで路さんは理由を尋ねるためにそこへ行った。裁判官は書類を取り出した。そこには2つの大きな空白のところがあり、その下には「この人は、邪教を利用して法律の実施を破壊した罪」でかつて懲役刑を宣告されたことがある」と書かれていた。(訳注:中国の法律では法輪功が邪教であるとは言っておらず、江沢民による誹謗中傷である)

 路さんは、当局が自分の信仰を理由に再び自分を陥れようとするのではないかと心配し、署名を拒否した。裁判官は書類を回収し、1つの空白に「召喚状」と書き、署名するよう促した。裁判官に圧力をかけられた路さんは書類に署名したが、帰宅後に後悔した。

 2023年7月20日、巨鹿県警察は路さんを自宅で連行し、パソコン、プリンター、法輪功の書籍、その他の貴重品を押収した。

 連行後まもなく、警察は路さんの父親を派出所に呼び出し、書類に署名させたが、読むことも許さなかった。警察は、路さんの父親が従わなければ息子を失踪させると脅した。路さんの父は従ったが、後に署名した書類が息子に対する逮捕状だったことを知った。路さんはその後、署名を無効にしようとしたが、警察は署名した書類の返却を拒否した。

 警察は路さんを巨鹿県拘置所に連行し、路さんはすぐにハンガーストライキを開始した。

 過去の迫害

 2016年3月9日、路さんは市場で法輪功の資料を展示していたと通報され、連行された。警官らは派出所で路さんを殴打した後、広宗県警察の留置所に移送した。

 2016年4月14日、広宗県検察庁は路さんの逮捕を許可し、同年6月3日に路さんの案件を広宗県裁判所に送致した。

 2017年元日頃、路さんの家族は裁判所からの判決通知書を受け取ると、路さんが裁判所から懲役5年の不当判決を言い渡されたことが知った。

  2月15日、邢台市中級裁判所は広宗県裁判所で路さんに対しての審理を開催し、3月15日、原判決を維持する判決を下した。

 4月、路さんは河北省冀東刑務所に拘禁された。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2024/6/20/478874.html)
 
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