遼寧省で不当連行された王健さん 2カ月のハンガーストライキ後に重体
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文/中国の大法弟子

 【明慧日本2024年6月24日】遼寧省大連市在住の法輪功学習者・王健さん(55歳男性)は、法輪功を実践したとして2月下旬、当局に不当連行されて以来、ハンガーストライキを続けている。王さんは現在、病院の集中治療室に収容されており、重篤状態にある。しかし、当局は王さんの釈放を拒否している。法輪功は世界の人々に親しまれる精神修養法であるが、1999年以来、中国共産党によって迫害されている。

 王さんは、ハイアールグループ大連支店の元社員で、評判のいい人だった。1999年7月20日より、中国共産党は法輪功への弾圧を開始してから、大連支店は本社から王さんを解雇するよう圧力をかけられた。その後、王さんは生計を立てるために雑務をした。

 事件の経緯

 王さんは2024年2月23日、同じく法輪功学習者の楊淑玉さんを訪問中に連行された。李家街派出所の警官が王さんの自宅を家宅捜索し、貴重品をすべて押収した。連行の数週間前、王さんは自家用車にGPS装置が警察に設置されているのを発見していた。

 過去に受けた迫害

 2012年7月6日、中山区警察の警官らは勤務中の王さんを連行した。捜査令状なしで自宅を捜索し、パソコン、プリンター、法輪功の書籍、数百元の現金、その他の貴重品を押収した。

 その後、王さんは中山区裁判所に懲役4年の不当判決を言い渡され、瀋陽市にある東陵刑務所に拘禁された。王さんは2016年に釈放された。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2024/4/23/475497.html)
 
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