【明慧日本2024年6月25日】カナダの首都地区多信仰理事会は6月9日、「信仰の喜び」という名のイベントを開催し、歌や踊りなどの芸術形式を通じてさまざまな信仰を紹介した。法輪功の団体も招待され、参加した。
オタワとモントリオールの学習者からなる天国楽団は要請を受けイベントに参加した |
オタワとモントリオールの一部の法輪功学習者(以下、学習者)で構成される天国楽団が、イベントのオープニングとエンディングで二度演奏し、イベントに参加した異なる信仰の人々や近隣住民から歓迎された。天国楽団は「法輪大法は素晴らしい」、「法鼓法号は十方を震わす」、「法は乾坤を正す」、「法輪聖王」、「宝物をお届けする」、「佛恩聖楽」、「神聖な歌」、「凱旋」の8曲を演奏した。
多くの観客が、天国楽団の演奏は情熱に満ち、神聖であり、平和で温かく、心の中に共鳴を感じさせると言った。法輪功の「真、善、忍」の理念は社会に利益をもたらし、神への信仰が人々を1つにまとめると話した。人々はイベントを通じて法輪功についてさらに理解を深めた。
法輪功の紹介を聞いている人々 |
イベント責任者「来年も彼らの演奏を聞きたい」
首都地域多信仰理事会のメンバーで、オタワユダヤ連合会の普及者とアドボカシーの専門家であるジョディ・グリーンさんは、今回のイベントの責任者である。彼女は記者に対して、「彼ら(天国楽団の演奏)は素晴らしく、とても楽しかったです。私は大学時代ずっと軍楽隊にいました。そのため、行進楽団と音楽、音楽のスタイル、その組織に特別な思い入れがあります。とても共感を覚え、本当に楽しめました」と語った。
オタワユダヤ連合会の普及者とアドボカシーの専門家であるジョディ・グリーンさん |
初めてこのイベントに参加したグリーンさんは、来年も学習者を招待すると言った。「来年も彼らの演奏を聞きたいです」
法輪大法の信仰について、彼女は「(真、善、忍は)世界に平和をもたらし、人々を結びつけ、私たちを地球市民として1つにまとめます」と述べた。
グリーンさんは、信仰は現代社会にとって非常に重要だと考えている。彼女は、「精神的な伝統は人々に頼るものを与えます。私にとって、精神的な伝統を持つことは常に私の精神的な支柱です。信仰とは、証拠がなくても信じるものであり、私の上に神がいて、私を取り囲み、導き、支えてくれることを知ることで、多くの平静と慰めを得ています。特に困難な時において」と話した。
ヨルダン出身のサラミス・エルクディールさんは、天国楽団の演奏を聞いた後、「本当にとても好きです。特別な感じがして、心を1つにする精神があり、この感覚がとても好きです」と言った。
彼女もまた、中国で起きている信仰の迫害に非常に心を痛めていると言った。「中国で迫害を受けている人々のことを思うと、とても胸が痛みます。彼らの状況は非常に困難だと思います」
市民「天国楽団の演奏は平和をもたらし、真・善・忍はコミュニティに利益をもたらす」
近隣住民のニコルさんは、天国楽団の演奏に魅了され、娘を連れて観賞に来た。彼女は、演奏が非常に平和で優雅で、心に和を感じさせ、統一感が平和をもたらすとした。「本当に素晴らしく、とても楽しめました」と彼女は言った。
「この世界では、もっと善意が必要です。特にパンデミックの時期に、人々の距離がますます遠くなっています。どんな病気でも、人々を分け隔てる可能性があります……人々の性格も変わり、多くの心理的、感情的な問題が生じています。(楽団の演奏を聞くと)平静を感じ、彼らはある種のメッセージを伝えようとしていると感じます。それはより精神的なものであり、1つの目標を追求することです」とニコルさんは言った。
彼女は法輪功の「真、善、忍」の理念を非常に評価しており、「コミュニティや周囲の人々にとって非常に良いことです。これは人々に体験と理解を与える素晴らしい機会です」と述べた。
病院で働くダニエル・オラナさんは、天国楽団の演奏を聞いて、まるで国会議事堂で重要人物を迎えるような気分になったと言った。「非常にリラックスでき、喜びに満ちています」と話した。
彼は法輪功が提唱する「真、善、忍」の原則を非常に称賛した。「これらの原則はコミュニティにとって非常に重要です。(信仰は)非常に重要で、慈悲とお互いの間の愛と情熱に関わるものです。神が人類を創造したとき、信仰を与えました。これを祝う必要があります」と言った。
多信仰理事会副会長「信仰は美しさをもたらす」
学習者は以前から多信仰理事会のイベントに何度も招待されており、これについて首都地域多信仰理事会副会長のジャニース・エルサ・エティエさんは、法輪功は素晴らしく、彼らは常に外部に何が起こっているかを知らせ続けていると述べた。
エルサー・エティエさんは、このイベントの目的は人々に信仰の重要性を認識させることだと言い、多くの人々が神への信仰を失っていることは非常に悲しいことだと考えている。彼女は、「人々にケアを感じさせる場所を提供すれば、自然と精神的なものを追求するようになるでしょう。それこそが私たちが求めているものだからです。私たちが精神的な世界を共有することで、私たちの精神的な信仰を再び目覚めさせ、交流させることができます。……私はこれが、私たちが住むこの場所をより美しいものにする方法だと信じています。1つの場所から始め、他の場所に広げていくのです」と言った。
彼女は、「異なる信仰を理解することが私たちを1つにまとめます。私たちには多くの共通点があります。私が試みているのは、人々に互いを理解するよう奨励することです。それからこそ、私たちは平和を持つことができます。……私たちには違いがありますが、それでも互いに愛し合うことができます」と述べた。
ベテランチーフエンジニア「今こそ中国は共産主義を放棄すべき時」
オタワの通信ハイテク企業のベテランチーフエンジニアであるアショク・ジャインさんは、「真、善、忍」の理念が自身の信仰と多くの共通点があると述べた。
彼は、信仰が人々に真の幸福をもたらすと考えている。「誰もが幸福を追求していますが、世俗的な欲望や物質的な享受は持続的な幸福をもたらしません。真の、持続的な幸福は魂のレベルでしか見つけることができません。この幸福は内なる追求から生まれ、内なる平静を保つことから生じます。これらは抽象的に聞こえますが、簡単に言えば、信仰の旅がどんな物質的な成功よりも長続きし、深い幸福をもたらします」と言った。
ジャインさんは、世界の成功、例えば富、地位、物質的な快適さには限界があると考えている。「物質的に非常に発展している国、例えばカナダやアメリカでも、人々は真に幸福ではありません。これは彼らが自己の真実とのつながりを失っているからです。東洋の哲学や宗教はこのつながりを提供します」と言った。
彼は、共産主義国家では人々が信仰の自由を持っていないと考えている。「共産主義では、宗教と信仰の居場所がないことは残念なことです。今こそ中国が共産主義を放棄し、文化と宗教信仰の発展のための空間を作る時です」と述べた。