フランス2地域で活動 法輪功迫害の実態を伝える
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 【明慧日本2024年7月5日】6月22日はフランスの臓器提供の日であり、2017年1月1日にフランスで新しい臓器移植法が施行された。2024年6月22日、法輪功学習者(以下、学習者)はフランス南東部ル・ヴァール地方のドラギニャン市の中心部に情報ブースを設置し、通行人に法輪功を紹介し、中国共産党(以下、中共)による学習者からの生体臓器収奪に関する情報を紹介した。

 6月15日(土)、フランスのトゥールーズ法輪大法学会は、トゥールーズ市政府が主催でキャピトル広場で開催された社会団体祝賀活動に参加し、地域住民に法輪功を紹介した。両地域での活動により、法輪功迫害の実態をより多くの人々に伝えることができた。

 臓器提供の日に中共の生体臓器収奪の犯罪を暴く

 情報ブースの横で、学習者が通行人に法輪功(法輪大法ともいう)を紹介するとともに、1999年7月から無数の中国の学習者が「真・善・忍」を修煉しているがために、信仰の自由と基本的権利を奪われている事実を伝えた。これらの学習者は逮捕され、労働収容所に送られ、残酷な拷問を受けて殺害された人さえいる。

图1~3:人们和法轮功学员交谈,并在反迫害请愿书上签字,支持法轮功学员的正义行动

学習者の反迫害活動を支持し、迫害に反対する請願書に署名する人々

 中国で今起きている生体臓器収奪について知らない人々は、「なぜ中国政府は特に法輪功学習者を標的にしているのか?」と質問した。学習者は、法輪功を修煉して体が健康なため、巨大な臓器売買市場の主な犠牲者になっていると話した。

 1人の女性がブースを訪れ、学習者にこう言った。「あなたたちのブースから発せられるポジティブなエネルギーに惹かれました。私は普段、率先して活動に接近することはないのです」。学習者は、彼女に法輪功の修煉について説明した資料を手渡し、ネットで無料のオンラインレッスンを受けるよう提案した。また、法輪功の創始者である李洪志先生の著書『轉法輪』を彼女に紹介した。

 中共が学習者の臓器を強制収奪という事実は、彼女に大きな衝撃を与えた。「恐ろしい、そして非常に悲惨なニュースを知りました。私たちは知らず、そしてこれが25年間も黙って続けられていたことが信じられません。これはあまりにも気がふれている、私たちはどんな世界に生きているのでしょう? 極度な苦痛の中で亡くなった人たち、これは耐えられません! 私たちはこんなことを受け入れることができるでしょうか? 私はすぐにでも署名します。 あなたたちはとても勇敢で、あなたたちのしていることは本当に素晴らしいことです」と語った。

 同日、学習者に対する強制臓器収奪の停止を求める請願書にも多数の賛同署名が寄せられた。

 市政府主催の社会団体祝賀活動で法輪功が歓迎される 

 6月15日(土)、フランスのトゥールーズ市では、多くの人が集まる社会団体祝賀活動が開催された。多くの人がすでに法輪功を知っていて、もっと詳しく知りたいとブースを訪れた。中には、法輪功を修煉することに興味を持ち、さらに詳しい情報や連絡先、法輪功に関するリーフレット、この地域にある法輪功の煉功所の住所や連絡先を尋ねる人もいた。

图4:在图卢兹(Toulouse)市政府社团庆典活动上,向民众介绍法轮功

トゥールーズ市主催の社会団体祝賀活動で一般市民に法輪功を紹介

 午後、学習者は広場中央のステージで法輪功の功法を紹介した。 15分間、煉功音楽と法輪功の簡単な紹介とともに、五式の功法を披露した。スピーカーから広場全体に煉功音楽が響き渡り、多くの通行人が足を止めて見入っていた。観客の中には、写真やビデオを撮る人もいれば、学習者の動作を真似て煉功する人もいた。

 功法を紹介した後、多くの参加者が法輪功のブースに訪れ、より詳しい情報を求め、意見を交換した。 法輪功と中国での迫害について聞いたことのある青年は、平和的な功法を実践する学習者が中国で弾圧されていることは理解できないと話した。

 ある学習者は、1999年以降、あるいはそれ以前から中国で行われている学習者への迫害について青年に説明した。歴史に深い関心を持つこの青年は、中共が誕生した当初から、伝統的な文化や価値観を消滅させようと試みてきたが、法輪功が中国以外の多くの国で自由に修煉できることは明らかだと述べた。

 また、他の団体からは法輪功を自分の団体に紹介してほしいとの依頼もあった。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2024/6/29/479162.html)
 
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