【明慧日本2024年7月5日】(スウェーデン=明慧記者)スウェーデンの法輪功学習者(以下、学習者)は6月25日から28日まで、ゴットランド島ヴィスビーで開催された政治週間「アルメダレン」の活動に参加した。学習者は法輪功迫害の実態を伝え、中国共産党(以下、中共)の生体臓器収奪の犯罪を暴露した。国会議員が声援に駆け付け、法輪功への声援を呼びかけた。
ナーズ・プラッツ広場で法輪功を紹介し、中共による生体臓器収奪の模擬実演を通して、中国で起きている迫害の真実を伝えた |
ヴィスビーはゴットランド島の州都であり、スウェーデンの伝統的な政治週間の活動が毎年開催される。スウェーデンの各政党の党首、国会議員、企業経営者、NGOなどがこの中世の街に集まり、時事的な社会問題、研究開発、政治、経済、文化などに関するさまざまなセミナーが開催され、大きな注目を集めている。
政治週間中、学習者は例年通り、法輪功迫害の実態を伝えるブースを設置した。彼らは毎日正午にドナーズ・プラッツ広場で、法輪功を市民に紹介し、功法を実演し、また中共による生体臓器収奪の模擬実演を通して、中国で起きている迫害の事実を暴露した。迫害を知った人々は、実際の行動で反迫害活動を支持した。
スウェーデン政界要人、法輪功迫害に注目し声援を送る
ドナーズ・プラッツ広場は様々なイベントが行われる場所は、スウェーデンのウルフ・クリスターソン首相一行をはじめ、毎日多くの政治要人や各界の人々が通る。彼らの多くは、学習者の訴えを知っており、ここでの活動に感謝しているという。中には、学習者を見かけると率先して挨拶をする人もおり、「長年忙しく、何度もお会いしているのに、深く考えたことはなかったが、今年になってはっと気づき、皆さんのしていることがとても大切なことだと分かりました! 毎年、皆さんに会えることができ、本当に感謝しています」と声をかけた人もいた。
法輪功への声援を呼びかける、スウェーデン国会議員のロッタ・ジョンソン・フォルナーヴェ氏 |
6月27日正午、スウェーデンのロッタ・ジョンソン・フォルナーヴェ国会議員がこのイベントに駆けつけ、法輪功への声援スピーチを行った。同議員はスピーチで、中国の人権問題にもっと注意を払うよう人々に呼びかけた。「今日の世界は、中国で起きているあらゆる人権犯罪について十分に声を上げていません。 スウェーデンは、中国(中共)に圧力をかけるために、EUや国連を通じてより強力な行動を起こさなければなりません。中共は、投獄されているすべての法輪功学習者とその他の良心の囚人を無条件で釈放しなければなりません」
人々は真・善・忍の理念を賛同
イベント会場で、来場者に法輪功迫害の実態を伝える |
中共による法輪功迫害を非難し、署名する人々 |
法輪功に興味を持った市民がその場で功法を習い始める |
ブースの横で法輪功の功法を実演する学習者 |
法輪功の真・善・忍の理念に賛同するオーサさん |
オーサさんは、法輪功の真・善・忍の理念に賛意を示し、学習者が法輪功迫害の実態をより多くの人に知らせてくれたことに感謝した。彼女は、「これらのこと(法輪功迫害の実態)はとても重要で、私たちは何も知りませんでした。スウェーデンでテレビや新聞でこのような報道を目にすることはありません。 帰ったら知り合いに電話して、報道するよう働きかけようと思います」と語った。
韓国系スウェーデン人の若い女性ヨセフィンさんは、政治週間にて法輪功と2回目の出会いになるという。当初、彼女は長居するつもりがなかったが、予定を変更し、学習者が主催した一連の迫害の実態を伝える活動に3時間以上参加し、すべての資料を受け取り、法輪功を学び、修煉したいと言った。 彼女は、「今の世界は穏やかではなく、あなたたち(法輪功)はとても平和で理性的で、人々に健康と精神的な向上をもたらしています。あなたたち(法輪功)は未来を代表し、これは未来のすべての人が学ぶようになります」と言った。
また、旧ユーゴスラビアからスウェーデンに移住して30年以上になる男性が、法輪功迫害の実態を知った後、学習者のたゆまずに迫害の事実を伝える勇気に称賛の意を表した。その後、彼は何度も学習者のブースを訪れ、法輪功について詳しく学び、学習者と人生の意義について話し合い、学習者から『轉輪功』という本を見るように勧められた。彼は帰るとき、法輪功の書籍を読んでみたいと言った。
法輪功に敬服する中国からの観光客
中国から観光でヨーロッパを訪れた夫妻は、学習者が功法を披露し、中共による生体臓器収奪の犯罪を暴露する姿を見て、法輪功に大きな称賛を表明した。彼らは繰り返し学習者の善行と勇気を称賛した。夫は、「実は、私たちは皆、これらのこと(法輪功迫害の事実)を知っているが、家では心に怒りがあっても発言する勇気がありませんでした。今回、海外に出て、海外で多くの人が法輪功を修煉し、中国の伝統文化を愛していると分かりすごく嬉しいです。あなたたち(法輪功)はとても素晴らしい仕事をしています」と述べた。夫妻はまた、帰る前に、学習者に自分自身を大切にするよう励ました。
実際の行動で学習者の反迫害を支持するスウェーデン人
イベントが始まって間もなく、中共の生体臓器収奪を伝える横断幕の真ん中のあたりに皴が寄っていることに気づいた。 そこで、学習者の呉さんはもう一人の学習者と大きな建材店に行き、旗を支えるためのスタンドを買った。その結果、彼らが戻ってきたとき、期待通り旗の問題を解決しただけでなく、素晴らしい感動的な体験を持ち帰った。
時間を節約するために、呉さんはその店の店員を見つけ、横断幕を見させた後、自分の考えを話し助けを求めた。「思いがけず、その店員は横断幕の内容に驚き、そこで私は法輪功について紹介し、中共の生体臓器収奪の事実を話した」 と呉さんは言った。
そのスタッフは、堅実で控えめな典型的なスウェーデン人だったが、迫害の事実を聞いて表情が真剣になり、「これは犯罪だ、これは人道に対する犯罪だ!」と繰り返して言った。
そして、彼は横断幕を固定する器具の選定を手伝っただけでなく、その場で取り付けも手伝い、 彼が何度も繰り返し調整した末、横断幕はついに皴がなくなったのだ。呉さんがお金を払おうとすると、彼もレジにやってきて、まずレジ係に挨拶し、呉さんに向かってこう言った。「これはわが社からの贈り物です。成功を祈ります!」
「彼の善なる行動で心が温まり、感動しました」。呉さんは続けて、「彼の行動で黙々と法輪功を支持することは、私たちが早く、より多くの人に迫害事実を伝えるように鼓舞してくれます。すべての善良な人々が明るい未来を迎えられるよう祈ります」と述べた。