【明慧日本2024年7月11日】ルーマニアの法輪功学習者(以下、学習者)は6月29日、ブラショフで情報ブースを設置し、法輪功は中国の伝統文化に根ざした修煉法であり、過去25年間、中国共産党(以下、中共)によって残酷に迫害されていることを人々に伝えた。
2019年9月以来、ルーマニアの学習者者は毎週土曜日にブラショフで、中国で信念を実践している学習者に対する不当な迫害について伝えるとともに、法輪功の五式の功法を実演している。 また、中共による学習者の生体から臓器収奪の停止を呼びかけ請願書と、中共の犯罪を非難する請願書への署名活動を行っている。
6月29日、ブラショフ中心部に設置した法輪功の情報ブース
2種類の署名用紙に署名をするアンドレアさんとマリアさん
リーフレットを受け取るブルガリアからの観光客
幅広い年齢層の人々が学習者の訴えを支持して署名をし、多くの10代の若者が立ち寄って支持を表明した。 これらの若者の多くは、中共政権下の中国の状況を深く理解しており、拷問や迫害を受けている学習者に同情を示した。
高校生「社会は真・善・忍を必要としている」
「社会は真・善・忍を必要としている」と話す、高校生のルーベン・ウングレアヌさん
スチャヴァの高校生、ルーベン・ウングレアヌさんはクラスメートとブラショフに来た。彼は迫害を止めるための請願書を読み、自らの意思で署名した後、迫害の実態と法輪功の理念である真・善・忍について学習者と交流した。彼は、「社会は真・善・忍を必要としています。たとえ子供であっても、特に現代においては必要です」と語った。
彼は中国にいる学習者に、プレッシャーに屈することなく、辛抱するよう励ました。「たとえ彼ら(学習者たち)が困難な時を過ごしていても、私は神が彼らを助けてくださることを知っています」、『嵐の後には虹がかかり、雨の後には空が晴れる』ということわざがあるように、希望を持たなければなりません。どんな迫害もあってはなりません。私は法輪功を修煉していませんが、迫害は完全に間違っていると思います。何を修煉していようと、誰もが人間であり、その信仰のために迫害されたり、殺されたりしてはなりません」
ブラショフの若者「修煉者は自分の信仰を貫くべき」
法輪功を支持するブラショフの若者たち
ブラショフの若者たちは、学習者の煉功とリーフレットを配っているのを見たことがあるという。彼らは、学習者が日常生活でどのように真・善・忍を実践しているのか知りたいと思い、ブースに立ち寄りリーフレットを手に取った。学習者の一人が、これらの理念を知っているかと尋ねると、リビウという若者が、「はい、知っています。僕もこの理念に従っています」と答えた。リビウさんは2種類の請願書に署名した。彼は中国の学習者に 「自分の信念を守り続けてください」と励ました。
「真・善・忍は非常に高尚な価値観」
若いドイツ人のトビアス・ラクランさんは署名をして、学習者との討論を楽しんでいた。学習者の1人が彼に法輪功は心身の健康によい気功だと説明し、中国で中共による法輪功迫害の実態を伝えた。
トビアスさんは法輪功の修煉に非常に興味を持っており、学習者の功法の実演を見て、功法と坐禅の意義に興味を持った。彼は、学習者がなぜあれほど平静の状態を保っていられるのか知りたいと思い、彼らが平静の状態で長時間座っていられることに感心したという。 そしてトビアスさんは、もし毎日功を練習することができれば、自分の思考をよりよく律することができそうだと言った。
トビアスさんは学習者に、中共政権がなぜ修煉者を迫害するのか分かっていると話した。「真・善・忍は非常に高尚な価値観であり、だからこそ彼ら(中共)は人々に自由な修煉を許さないのです。共産主義は社会全体を支配し、すべての人をコントロールしたいからです」と言った。
ブラショフのある夫婦と10代の娘2人は、法輪功の平和的な功法が印象的だという。夫妻は、若い人たちに道徳的価値の偉大さを示すのにとても役に立つと語った。2人は、法輪功についてもっと知りたいと話し、法輪功と中国で起きている迫害をより多くの人に知ってもらうための今後の活動の成功を祈った。
学習者の活動を支持すると話すバージニア・ロジンカさん
法輪功が心と体を修煉する功法であるということを知ったロジンカさんは、「私はあなたたちを祝賀します!」と言った。彼女は、学習者が法輪功迫害の実態を伝えるために費やした時間と努力に驚き、若い人たちに道徳の大切さを知ってもらうことは良いことであり、なぜなら「共産主義は人々が正直な人間になることを許さず、多くの人々が本当に影響を受けている」からだと語った。