広東省の法輪功学習者5人 不当連行・家宅捜索される
【明慧日本2024年7月16日】広東省掲陽(けいよう)市の5人の法輪功学習者(以下、学習者)・呉鳳音さん(女性)、呉静娟さん(73歳女性)、陸麗芳さん(女性)、呉建さん(男性)、呉静霞さん(女性)は5月30日、当局に連行され、自宅を家宅捜索された。法輪功は世界の人々に親しまれる精神修養法であるが、1999年以来、中国共産党によって迫害されている。
事件の経緯
2024年5月30日、呉静霞さんは自宅で連行され、他の4人は同日、呉鳳音さんの自宅で連行された。呉静娟さん、陸さん、呉建さんが呉鳳音さんを訪ねていたところ、警察が押し入り、4人全員を連行した。法輪功を実践していない陸さんの娘、婿、孫2人も同日に連行された。学習者3人とその娘は依然拘留されている。
警察は呉鳳音さんの自宅から「法輪大法は素晴らしい、真善忍は素晴らしい」という文言が印刷された物品を押収した。呉静娟さんはその日の夕方に釈放された。
警察は、呉建さんの自宅を捜索し、真相の文言が書かれた紙幣300元以上を押収した。呉さんは15日間拘留された後、釈放された。
警察は、陸さんを連行した後、午後5時から深夜まで、陸さんの娘・陽陽さん(あだ名)の自宅を家宅捜索した。陽陽さんのパソコンやその他の私物は押収された。陽陽さんと夫、そして2人の息子も警官に連行され、尋問を受けた。陽陽さんの夫と息子は翌朝釈放されたが、陽陽さんは法輪功を実践していないにもかかわらず、母親とともに拘留された。
呉静霞さん、呉鳳音さん、陸さん、陽陽さんは、3週間近く、掲東区拘置所に拘禁されている。家族は、当局が彼らに実刑判決を下そうとしているのではないかと心配している。
(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)