山東省の邵愛民さん 懲役2年の不当判決
【明慧日本2024年7月26日】山東省東阿県(とうあけん)在住の法輪功学習者・邵愛民さん(59歳女性)は、法輪功を実践したとして2023年、当局に懲役2年の不当判決を言い渡された。邵さんの連行、起訴、裁判、判決、拘禁場所に関する詳しい状況はまだ調査中である。
邵さんは1997年に法輪功を実践し始め、心身ともに元気になった。法輪功は世界の人々に親しまれる精神修養法であるが、1999年以来、中国共産党によって迫害されている。
過去に受けた迫害
1999年7月に迫害が始まって間もなく、邵さんは法輪功迫害を訴えるために北京に行った際に、連行され、東阿県に連れ戻されて拘留され、罰金を科された。1カ月後に釈放された後、警察は自宅で何度も邵さんに嫌がらせをした。
その後、数年間にわたって邵さんは少なくとも4回拘禁され、そのたびに残酷な拷問を受けた。殴打中に口から血が出たこともあった。またあるときは、長時間ひざまずく姿勢を強制された。
2008年5月26日、牛店鎮派出所の警官は自宅で邵さんを連行し、東阿県留置場に連行した。2週間後、警察は邵さんの家族に、400元の罰金を支払って邵さんを釈放すると伝えた。邵さんの家族は罰金を支払ったが、警察は邵さんを釈放しないどころか、邵さんは1年間の強制労働を強いられ、2008年6月13日に済南労働収容所に連行された。
邵さんは労働収容所で毎日15時間も働かされた。生活環境は極めて劣悪だった。
2014年4月11日、東阿県裁判所は地元の法輪功学習者・徐公瑞さんの審理を開いた。当時、裁判所の周辺は多数の警官がいた。邵さんを含む多くの学習者が支援を表明するために裁判所へ行った際、連行された。邵さんは自宅も家宅捜索され、拘禁された。