反迫害25周年の活動開催 NZ首都の人々が感動
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 【明慧日本2024年7月30日】(ニュージーランド明慧記者)法輪功学習者(以下、学習者)は7月23日、ニュージーランドの首都ウェリントンで煉功、集会、パレード、および拷問の実演などの活動を行い、中国共産党(以下、中共)が25年間、罪のない学習者を迫害してきた事実を人々に伝えた。

'图1~3:二零二四年七月二十三日,法轮功学员在新西兰首都惠灵顿市中心古巴街炼功。'
NZ首都ウェリントンの中心部にあるキューバ・ストリートで煉功を行う学習者
'图4:法轮功学员展示了中共的酷刑和活摘器官牟利的场景。'

中共による拷問と生体臓器収奪の現場を再現する学習者

 早朝、学習者たちがウェリントン市中心部のキューバ・ストリートで煉功をし、穏やかな光景に人々は足を止めて見入っていた。街頭での拷問実演は、中共による学習者への残酷な迫害と、中国における営利目的の大規模な生体臓器収奪を再現していた。多くの通行人は、中国で真・善・忍の信念を貫く罪のない人々が25年間も中共によって迫害されてきたとは想像もできない様子であった。

'图5~15:法轮功反迫害二十五周年的游行,让人们关注中共对善良民众的迫害。'

パレードの様子

'图16::法轮功学员来到米德兰(Midland)公园集会、讲<span class='voca' kid='62'>真相</span>。'
ミッドランドパークで集会を開催

 正午近く、反迫害パレードが始まった。学習者で構成された天国楽団が先頭に立ち、市内中心部に沿って進み、最初にミッドランドパークに到着した。短時間の集会を開催した後、再度出発し、最終的にニュージーランド国会議事堂に到着した。

 学習者らが国会議事堂の前で、中国で中共による拷問を受けたり、信仰をやめないことを理由に臓器を摘出されそうになったりした恐ろしい体験を人々に語った。ETACニュージーランド代表のマーゴ・マクビカー氏とゲストのフィンレイ・スミス氏はスピーチを行い、ニュージーランド政府が中共による生体臓器収奪という犯罪を阻止するよう望んだ。

 ETACニュージーランド代表「中共による生体臓器収奪を阻止せよ」

'图17:玛戈·麦克维(右)在国会大厦门前的集会上发言。'
国会議事堂の前でスピーチをするマーゴ・マクビカー氏

 

 中国における臓器移植濫用をなくす国際連合(ETAC)のニュージーランド代表、マーゴ・マクビカー氏は演説で、「ETACは弁護士、学者、倫理学者、医療専門家、研究者、人権擁護者の連合体であり、中共による生体臓器収奪を終わらせるために活動しています。中国では毎週、数千人もの人々が病院で殺害され、臓器が摘出され、国内外で売買されています。 これらの罪のない犠牲者は、主に法輪功学習者ですが、イスラム教徒のウイグル人、キリスト教徒、チベット人もいます。中国は現在、世界最大の臓器移植提供国となっています。 中国では毎年10万人もの人々が臓器移植のために殺されていると推定されています。これは、中国では儲かる産業であり、中国の医師は共犯者(犯罪者)となりました」と述べた。

 同氏は、「現在、多くの国が中共による強制的な臓器摘出を阻止し、国民を知らず知らずのうちに加担することから守るための法律を制定しています。私たちは、ニュージーランド政府が生体臓器収奪を容認、許可、援助、参加することを拒否すること、ニュージーランド国民と居住者に臓器移植を目的とした中国への渡航をしないよう促すこと、臓器移植の共犯者の入国を禁止すること、臓器移植観光後に帰国する国民に報告制度を義務付けることを希望します」と強調した。

 スミス氏「中共は世界最大の悪者」

'图18:芬利·史密斯在演讲中。'
スピーチするフィンレイ・スミス氏

 

 社会福祉活動によく参加しているフィンレイ・スミス氏は、オークランドからはるばる学習者の活動に参加した。

 スミス氏は、民主主義のもとでは、人々は中共という悪者に立ち向かわなければならないと強調した。「すべてのニュージーランド人に耳を傾けるべきだと警告を発してくださったここにいる皆さんに感謝します。中共は世界最大の悪者です。それを無視することは無責任で危険なことです」と述べた。

 同氏は最後に、「皆さんの多くは迫害を経験しており、これに対して深くお詫びをしたいと思います。私は皆さんと共に、中共という悪者に立ち向かえることを誇りに思います」と語った。

 ペカさん「法輪功学習者のこれまでの行いに感謝する」

'图19:托尼·佩卡(Toni Peka)'
トニ・ペカさん

 

 トニ・ペカさんは、国会議事堂前で学習者が中共に残酷な迫害を受けた経験を語るのを聞き、涙を流した。

 ペカさんは声を詰まらせながら、「迫害を経験した法輪功学習者の方々には大変申し訳なく思っています。 今日、ここで活動を行ったことに大変感謝しています。皆さんが望んでいることを実現させ、迫害が緩和されることを願っています。 また、ニュージーランドで皆さんの安全が確保できることを願っています」と語った。

 今回の活動を通して臓器狩りを含む法輪功への残酷な迫害を知ったペカさんは、「中国のメディアからは、表面的な情報しか得られず、真実は分かりません。あなたたちの話はもっと多くの人に聞かれる必要があります。あなたたちは世界に教えることがたくさんあると思います」と、集会とパレードを企画してくれた学習者に感謝した。

 民主人士「共産主義は世界に居場所がない」

'图20:威廉·威尔 (William Wilson)'
民主人士ウィリアム・ウィルソン氏

 

 奴隷制度とテロリズムに反対する民主人士であるウィリアム・ウィルソン氏は、中共による法輪功への長期にわたる弾圧と迫害をよく知っている。

 彼は、「法輪功は平和的な修煉法であり、人間に対する暴力や非友好的な行動を煽るものではありません。彼らはただ優しくなり、自分の修煉に専念にしているだけで、それの何が悪いのでしょうか?」と語った。

 中共による臓器収奪について、彼は民主国であるニュージーランドにいることを幸運に感じている。まず自分自身から始め、すべてのニュージーランド人に「この人たち(学習者)を助け、彼らのストーリーを忘れないで、同情する心と善の心を持ってください」と伝えたいと言った。

 インタビュー中、何度も言葉を詰まらせたウィリアム氏は、学習者に「(信仰を)あきらめないでください。世界は注目しており、全世界はあなたたちが耐えてきた苦痛と魔難を知っています。永遠に諦めないでください」

 最後に、「共産主義はこの世界に居場所がありません。一つの世界、一つの人類、一つの自由(one world, one people, one freedom)」と言った。

 元ホテル経営者「私は独裁政権を信じていない」

'图21:安吉拉·卡梅伦(Angela Cameron)'

アンジェラ・キャメロンさん

 

 元リゾートホテルのオーナーだったアンジェラ・キャメロンさんは、迫害の実態を聞いた後、「この世界は理解できません。とても悲しいことです。私は独裁政権を信じていません。多く努力を支払えば、多くもらえることを信じています」と語った。

 ニュージーランドの人々は法輪功を支持

 撮影学部の学生・ビリーさんとジャスさんはパレードを追って撮影した。ビリーさんは「パレードは素晴らしいですね! あなたたち(法輪功)を心から尊敬します。今起こっていることをここに伝えるのは本当にすごいです。なぜなら、真実を知らない人がまだたくさんいるからです。中共による迫害が25年間、つまり一世代にわたって続いているとは知りませんでした」と言った。

 彼女はまた、真剣な表情でこう言った。「私たちニュージーランド人はあなたたちを絶対に支持します。今日撮った写真を全部インターネットにアップして、みんなが注目するように広めます」

'图22:霍莉•劳斯利(Holly Lousley)'
ホリー・ルースリーさん

 

 ホリー・ルースリーさんは市内で授業を受けており、休み時間にパレードを見た。「私はあなたたちのパレードがとても好きです。特にお年寄りがたくさんいるのを見ると、とても感動します。彼らはみんな健康で元気そうに見えます。真・善・忍は私たちみんなが持つべき道徳的品格であり、特に他人に親切にすることは大切です」と言った。

 ニュージーランドのある記者は、真実を知った後、主流メディアに記事を書いて中共の迫害を暴き、選挙区の議員に手紙を書き、皆に法輪功の中国での状況に注目してもらうようにすると言った。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2024/7/26/480129.html)
 
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