警察に善意の手紙を送り懲役3年の不当判決
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 【明慧日本2024年8月9日】黒竜江省黒河市の法輪功学習者・厖善喜さん(77)は、派出所の警察に善意の手紙を送ったことで、今年1月に嫩江市裁判所から不当に懲役3年の判決を言い渡され、1万元(約20万円)の罰金を科された。現在、厖善喜さんは同省泰来刑務所で迫害を受けている。

 厖さんは1947年1月に生まれ、かつては龍鎮穀物庫の職員だった。長年の重労働により、リウマチ性関節炎や胃病、ヒステリーなどの多くの病気を抱え、生活が困難で良い治療や休養を受けることができず、常に疲れて力がなかった。

 1999年、法輪功は病気治療に効果があり、無料で煉功を教えると評判が広まり、厖さんもこの年に法輪功を学び始めた。その結果、費用をかけることなく、すべての病気が良くなり、若いころのように体調が回復した。農作業などの重労働もこなせるようになり、道徳心も高まり、精神的にも新たな希望を得ることができた。

 中共は法輪功学習者の数が当時の共産党員を超えることを恐れ、1999年7月に法輪功に対する政治的な迫害を開始した。法輪功学習者は迫害の中で法輪功迫害の実態を広める活動を始めた。

 厖さんは、五大連池市龍鎮農場派出所の警察に法輪功迫害の実態を伝えたいと思い、2023年4月に派出所に事実を説明する手紙を書いたが、龍鎮農場派出所は五大連池市公安局と共謀し、厖さんの家に押し入り、法輪功の書籍などの個人物品を押収した。続いて、五大連池市公安局は厖さんを司法的に迫害し、材料を五大連池市検察院に提出し、その後、嫩江市検察院に移送した。今年1月、嫩江市裁判所は厖さんに対し不当に3年の刑を言い渡し、1万元(約20万円)の罰金を科した。厖さんは北安刑務所に収監され、その後約1カ月で黒竜江省の泰来刑務所に移送され、迫害を受けている。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2024/7/29/480244.html)
 
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