重慶市の77歳の李達九さん夫妻に不当判決
■ 印刷版
 

 【明慧日本2024年8月11日】重慶市万州区の法輪功学習者・李達九さんと董聚雲さん(77)夫妻は8月2日、重慶市開州区裁判所からそれぞれ2年の実刑判決と6,000元(約12万円)の罰金を不当に科された。具体的な状況は不明であり、2人は現在控訴中の可能性がある。

 不当判決の理由は「共同で法輪功資料(善意の手紙)を作成する」などである。裁判長は譚術明、裁判官は胡麗と藍豊、裁判官補佐は呉敏、書記官は賀鑫である。明慧ネットの2月初めの情報によると、重慶市万州区裁判所は今年2月21日に李達九さんと董聚雲さん(夫婦)に対して不正裁判を開く企てがあった。

 今年6月26日、重慶市江北区裁判所は78歳の法輪功学習者・朱敬容さんに対して不当に1年6カ月の判決を下した。朱さんは2023年6月5日に法輪功の資料を配布したことで悪意のある通報を受け、北碚区公安局に連行されたが、高血圧のため「保釈」の形式で帰宅した。北碚区公安局は朱さんの家に度々嫌がらせをし、証拠を捏造して朱さんを罪に陥れた。

 2023年8月25日、重慶市当時81歳の女性学習者・劉桂碧さんは江北区裁判所から不当に1年の判決を受けた。

 明慧ネットの報告によると、2022年および2023年に、重慶市の法輪功学習者は真・善・忍を堅持したために中共当局から迫害され、少なくとも30人が不当に判刑を受け、166人が連行され、185人が嫌がらせを受けた。そして、9人が洗脳班で迫害を受け、6人が迫害により亡くなった。合計で少なくとも396人が迫害を受けた。連行や嫌がらせを受けた学習者の中には、少なくとも108人が不当に家宅捜索(身体検査等)を受け、3人が強制的に採血(指紋採取等)された。中共による真相の封鎖、家族の面会の禁止、秘密裏の迫害などの理由で、多くの迫害事実が報道されていない状況である。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2024/8/5/480492.html)
 
関連文章