遼寧省 学習者7人が起訴される
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 【明慧日本2024年8月21日】遼寧省錦州市の法輪功学習者7人が2024年7月、凌海市検察庁から裁判所に起訴された。

 7月上旬、張雅明さん及び錦州市に出稼ぎしていた盤錦市の孫健さんは錦州市裁判所に起訴された(裁判官は許氷氏)。7月下旬には孟春英さん、劉玉栄さん、王桂令さん、劉景菊さん、王舟山さん5人も凌海市裁判所に起訴された(裁判官は程成氏)。

 学習者7人は2024年4月に身柄を拘束されていた。経緯は下記の通りである。

 4月13日、孫健さんは錦州市の貸家で警官に身柄を拘束され、市南山留置場に拘禁された。 

   14日早朝、劉景菊さん(70歳前後)は自宅で錦州市太和公安支局の国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関。以下、国保)に身柄を拘束され、家財を押収された。

 14日頃、錦州出身の学習者・王舟山さんは警官に連行された。

 張雅明さん、孟春英さん、王桂令さん(もしくは王貴令さん)、劉玉栄さんは、それぞれ13日から15日の間、身柄を拘束された。

 6月18日、張雅明さん、孫健さんは市凌河公安支局の紫荊派出所から凌海市検察庁に連行された。

 7月の情報によると、孟春英さん、王舟山さん、王桂令さん、劉玉栄さん、劉景菊さんは錦州市公安局太和支局の国保から凌海市検察庁に連行された。国保の関係者は李蕾(男性)、李興。凌海市検察庁の検事は李峰。

 現在、7人は凌海市検察庁から凌海市裁判所に起訴されている。

 明慧ネットの情報によると、2024年4月13日から、錦州市公安局およびその下部支局・派出所の警察官が十数人の法輪功学習者を連行し、少なくとも19人の学習者が身柄を拘束された(4月30日現在)。

 錦州市の610弁公室、政法委員会(治安・司法などの統括機関)、公安局などの関連部門は、長期にわたって集団規模の連行を計画した。いわゆる特別案件チームを設置し、学習者に濡れ衣を着せるため、長時間の監視、追跡、見張るなど不正な手段を使い、さらに学習者の住居の付近にビデオカメラを密かに設置し、電気自動車に位置探知装置を取り付けたという。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2024/8/8/480620.html)
 
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